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見た目・香り
赤や黄色の暖色系は食欲を増進させますが、青や緑色の寒色系は食欲を減退させます。香りも青臭いものが多いため、緑の野菜=苦いというイメージがつきやすく敬遠されがちです。
また、小松菜やほうれん草などの葉物は、見た目の区別がつきずらいですよね。子供たちにとっても見分けることがむずかしく、「葉っぱ」と認識してしまいます。そのため、味よりも見た目で嫌いになる子が多いです。(※5)
また、小松菜やほうれん草などの葉物は、見た目の区別がつきずらいですよね。子供たちにとっても見分けることがむずかしく、「葉っぱ」と認識してしまいます。そのため、味よりも見た目で嫌いになる子が多いです。(※5)
緑の野菜が食べられるようになる3つのポイント
シャキシャキ食感を大切にする
同じ野菜でも、食感によって食べ具合は大きく変わります。火を通し過ぎて、クタクタになった食感よりも、さっと火を通したシャキシャキ食感のほうが、食べ具合がいい傾向があります。
また、食感があることで噛む回数が増え、噛む力を養えるためおすすめです。(※6)
また、食感があることで噛む回数が増え、噛む力を養えるためおすすめです。(※6)
栄養素はほかの野菜でも補える
子供の栄養バランスを考えると、緑の野菜も食べてほしいですよね。ただ、無理強いさせると苦手意識を持たせてしまい、逆効果になることも。
ピーマンや小松菜など緑の野菜には、ビタミン・カロテン・鉄などが含まれていますが、これらの栄養素は、別の野菜でも補うことができます。鉄はプルーンやひじきなど、カロテンはにんじんやかぼちゃなど、栄養素だけを見れば緑の野菜にこだわる必要はありません。
大きくになるにつれ、嫌いな野菜も食べられるようになるので、子供のペースに合わせて進めていきましょう。(※7,8,9,10,11,12)
▼緑の野菜の代替になる野菜の栄養情報
ピーマンや小松菜など緑の野菜には、ビタミン・カロテン・鉄などが含まれていますが、これらの栄養素は、別の野菜でも補うことができます。鉄はプルーンやひじきなど、カロテンはにんじんやかぼちゃなど、栄養素だけを見れば緑の野菜にこだわる必要はありません。
大きくになるにつれ、嫌いな野菜も食べられるようになるので、子供のペースに合わせて進めていきましょう。(※7,8,9,10,11,12)
▼緑の野菜の代替になる野菜の栄養情報
食材 | カロリー | 鉄 | α-カロテン | β-カロテン | 食物繊維総量 |
---|---|---|---|---|---|
ピーマン(油炒め) | 54kcal | 0.7mg | 6μg | 410μg | 2.4g |
小松菜(ゆで) | 14kcal | 2.1mg | 0μg | 3100μg | 2.4g |
プルーン(乾燥) | 211kcal | 1.1mg | 130μg | 1100μg | 7.1g |
ひじき(鉄釜/ゆで) | 13kcal | 2.7mg | 0μg | 330μg | 3.7g |
にんじん(ゆで) | 28kcal | 0.2mg | 3100μg | 7200μg | 2.8g |
かぼちゃ(ゆで) | 55kcal | 0.5mg | 45μg | 1100μg | 3.0g |
(※7,8,9,10,11,12)
一緒にごはんを作る調理体験
ぜひ一緒にごはんを作る調理体験を積極的に取り入れてみてください。
野菜に触れる・皮をむくなど、月齢に合った食育をすることで、興味を示します。何度も触れることで興味を持たせていき、野菜への抵抗を少なくしていきましょう。
お手伝いをすることで、達成感や自信などの自己肯定感も高めてくれます。
野菜に触れる・皮をむくなど、月齢に合った食育をすることで、興味を示します。何度も触れることで興味を持たせていき、野菜への抵抗を少なくしていきましょう。
お手伝いをすることで、達成感や自信などの自己肯定感も高めてくれます。
きっかけひとつで気分も変わる!
好き嫌いは、きっかけひとつで治ることがよくあります。根気強く子供と向き合い、少しずつ克服していきましょう。
緑の野菜を食べなくても、ほかの野菜を食べることで、偏食・栄養の問題はクリアになりますよ。
緑の野菜を食べなくても、ほかの野菜を食べることで、偏食・栄養の問題はクリアになりますよ。
【参考文献】
(2024/2/21参照)
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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