離乳食2ヶ月目はどう進めるのが正解？管理栄養士ママが解説します

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ライター : 椛嶋貴子

管理栄養士

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離乳食2ヶ月目の進め方

ポイント

徐々に「2回食」に進める
さまざまな食材を取り入れる
食材の硬さはヨーグルト状～豆腐程度の硬さを目安に

徐々に「2回食」に進める

離乳食初期は生後5～6ヶ月ごろから開始します。1ヶ月程度たつ頃に1回食に慣れてきたら、2回食に進めてもかまいません。

その際は、2回目の食事は1回目の食事量の1/3から始め、徐々に量を増やしていきます。新しい食材は午前中に、食べ慣れた食材は午後に食べるようにするとよいですよ。赤ちゃんの発育・発達には個人差があるので、様子を見ながら進めていきましょう。（※1,2）

さまざまな食材を取り入れる

2回食に進んだら、食べられる食材の種類や食べる量を少しずつ増やしていきましょう。初めて試す食材がアレルギーのもととなる鶏卵・牛乳・小麦などの場合は一日1種類までにし、少量から試して様子をみましょう。

いろんな食材を取り入れることで、食べられるものの幅を広げていけるといいですね。（※1,3）

食材の硬さはヨーグルト状～豆腐程度の硬さを目安に

2回食にしたころには、食材の硬さはぽったりとしたヨーグルト状にして与えます。離乳食中期（生後7～8ヶ月ごろ）では、舌と上あごでつぶして食べられるようになってきます。硬さは成長・発達に合わせて豆腐くらいの硬さにしてあげましょう。

食べている様子を観察して、赤ちゃんの口の発達に合わせて食材の硬さを変えていきましょう。（※2,4,5）

離乳食2ヶ月目に与える量の目安

	1回食の目安量	2回食の目安量
穀類	10倍がゆ30～40g	10倍がゆ10～13g
野菜類	10～15g	3～5g
魚	5～10g	2～3g
豆腐	15～25g	5～8g
卵	卵黄5～10g	卵黄2～3g

（※1,2,4）
※魚・豆腐・卵はいずれか1種類を与えます。

2回食を始めたころの食事量は、1回目の食事にプラスして2回目の食事は1/3程度の量から始めるようにしましょう。徐々に量を増やしていくようにします。

量を増やすとともに新しい食材も取り入れていくようにしましょう。無理をせずに赤ちゃんの様子を見ながら進めていくようにしてくださいね。

【離乳食インストラクター監修】離乳食初期の目安量はどのくらい？写真付きで食材形状も解説 - macaroni

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離乳食2ヶ月目のスケジュール例

・6:00……ミルクまたは母乳
・10:00……離乳食+ミルクまたは母乳
・14:00……ミルクまたは母乳
・18:00……離乳食+ミルクまたは母乳
・22:00……ミルクまたは母乳

赤ちゃんのリズムに合わせて離乳食を2回組み込んでいきましょう。毎日ほぼ決まった時間にあげるようにするのがポイントです。母乳の場合は授乳のリズムに合わせて飲みたいだけ飲ませてあげます。ミルクの場合は、離乳食後に飲むほかに一日3回与えるようにしましょう。（※1,4）

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離乳食2ヶ月目のメニュー・献立例