ブルグルの種類

ブルグルはおもに、「色」と「粒の粗さ」によって分類されます。それぞれの分類によるブルグルの特徴をご紹介しましょう。

色による分類

黄色のブルグルもっとも一般的。
原料とデュラム小麦の自然な色合いで黄色くなる。
ブラウンブルグルベゾスタジャやゴリアなどの赤い小麦から作られる。
やわらかく味わいが強い。
全粒ブルグル黄色と同じデュラム小麦で作られるが、殻があまり除かれていない。
黄色に比べて繊維が多い。

粗さによる分類

粗挽き小麦を半分くらいに砕いた大きめの粒。
炊いて主食やピラフなどにするのがおすすめ。
細挽き極小粒なのでお湯で戻すだけで食べられる。
サラダに混ぜたりスープの具にしたり手軽に活用できる。

ブルグルの基本的な使い方

細挽きブルグル:お湯で蒸らす

Photo by akiyon

ボウルに細挽きブルグルを1/2カップと沸騰したお湯1カップを入れ、よく混ぜます。基本的にブルグルの2倍の量のお湯で蒸らすと覚えておきましょう。

Photo by akiyon

ラップかフタをして、4~5分ほど蒸らします。

Photo by akiyon

フォークなどで軽くほぐして、できあがり。このままでは味がついていないので、いろいろなアレンジで楽しみましょう。

粗挽きブルグル:乾煎りしてから炊く

1/2カップの粗挽きブルグルを、フライパンで乾煎りします。鍋に1カップの水を入れて沸かし、乾煎りした粗挽きブルグルを入れてひと煮立ちさせます。

火を止めてフタをし4~5分ほど蒸らし、軽くほぐしてできあがりです。

お米が主食の日本人に合う味わい。クセが少なく活用しやすい

Photo by akiyon

それではさっそく、蒸らしたての細挽きブルグルをいただいてみましょう。まず感じるのが極小粒のプチプチとした食感。しっとり感もあり、喉ごしがとても滑らかです。

噛んでいるうちに甘味も感じてきて、小麦の素朴な風味でクセがない味わい。たとえば最近話題になったオートミールと比べてはるかに食べやすく感じ、特にお米を主食とする日本人におすすめの穀物なのではないでしょうか。洋食だけでなく和食や中華など、さまざまなアレンジができそうです♪
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ