ライター : TOM

元スタバ店員ライター

そばが秩父名物なのはなぜ?

Photo by @masa_gram023

埼玉・秩父でそばが名物グルメとなったのは、気候や伝統的な文化に由来します。

秩父地方は四方を山々に囲まれた盆地に位置しており、古くからそばの栽培に適した土地です。秩父地方の清らかな水源である荒川上流部の澄んだ水や、盆地と山地の絶妙な組み合わせによる一日の寒暖差や夏冬の気温差の大きさが、そばの成長に適しています。

また、秩父地方では、祭事や正月、遠方からの来客のおもてなしとして、家庭ごとにそば打ちがおこなわれてきました。秩父そばは秩父地方の自然環境や気候、伝統的な文化と技術が結びついて生まれたのです。

【10位】ひきたて、打ちたて、ゆでたて「手打そば 武蔵屋」

Photo by @nyokotaka

「手打そば 武蔵屋」は、秩父駅から番場通りを進み、秩父まつり会館方面に歩いて3分ほどの場所に位置しています。武蔵屋本店も歩いて10分ほどの距離にありますが、より駅からのアクセスがいいのは手打そば 武蔵屋です。

武蔵屋の起源は、創業者が始めた粉屋。余った粉を機械で製麺することからそばづくりが始まりました。秩父でまだそば屋が少ない時代に、その独自の製法で手打ちそばを提供したことが、武蔵屋のルーツです。

お店ではいつでもひきたて、打ちたて、ゆでたてのそばを楽しむことができます。店内は梁が見え、天井が高く開放感があり、ゆったりとした雰囲気が漂います。秩父神社からも近いので、参拝後の昼食にいかがでしょうか♪

ごまだれ大盛り

Photo by @nyokotaka

ごまだれ1,100円+大盛り180円(税込)
手打そばの風味は格別で、のどごしもなめらか。武蔵屋独自の製法で甘皮をひきこんだ香り、味、栄養価の高いそば粉を使用しているため、そのおいしさは一級品です。

特にごまだれは甘さ控えめで、そばとの相性抜群♪ ごまだれをそば湯で割って飲めば、そばの魅力を余すことなく堪能できることでしょう。
店舗情報

【9位】地粉を使った二八そばが名物「名物秩父そば 立花」

「名物秩父そば 立花」は、西武秩父駅から徒歩3分と好立地に位置しています。一軒家をリノベーションした店舗は、玄関で靴を脱ぎ、1階にはテーブル席、2階にはお座敷席を完備。家族連れでも入りやすく、アットホームな雰囲気が漂います。

立花は、秩父ならではの製法で打たれる二八そばが自慢です。おいしさの秘訣は武甲山の伏流水と秩父の地粉を使用すること。少し粗挽きのそばは、風味豊かで口いっぱいに広がるおいしさが魅力です。

美人つけそば

Photo by @shomwwwren

1,040円(税込)
人気メニューである美人つけそばは、とろろ、大根おろし、きのこ、うずらの卵、かまぼこなど、体にやさしい食材がたっぷり。また、ざるそばと秩父名物のわらじかつ丼のセットのカツざるや、くるみそばも人気メニューです。

立花は、あんこコーヒーもおいしいと評判♪ ウィンナーコーヒーにあんこがたっぷり入っていて、予想外のおいしさが広がります。締めとしてもおすすめですよ。
店舗情報

【8位】名物の韃靼そばと野菜天ぷら「三千乃家」

秩父の閑静な場所に佇む、隠れ家風のそば屋「三千乃家(みちのや)」。昭和55年に創業し、秩父そばの会の加盟店として、伝統的な味わいを大切にしています。

最寄りの西武秩父駅から徒歩20分と少し距離がありますが、田舎の風情ただよう場所で、落ち着いて食事を楽しめるでしょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ