ライター : 小田中雅子

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飲茶食べ放題が気軽に楽しめる「桃菜」とは?

Photo by 小田中雅子

店頭に積み上げられたせいろ。飲茶専門店らしい演出にワクワクします
登場するやいなや話題を集め、週末にもなれば行列が絶えない人気店になった飲茶専門店「飲茶TERRACE 桃菜(以下、桃菜)」。

「ガスト」「バーミヤン」などのファミリーレストランを運営するすかいらーくグループの新ブランドで、2023年2月に町田市に第1号店が誕生して以来、三鷹店、南砂店と店舗が続々オープン。

そもそも飲茶とは、中国茶と共に点心などの料理を味わう中国の伝統的な食文化。「桃菜」ではこの飲茶を本場さながらの雰囲気で楽しめます。

食べ放題は平日・土日問わず終日食べられる

Photo by 小田中雅子

桃菜の飲茶食べ放題は、平日・土日問わず、終日食べられます。平日のランチタイムは限定メニューがあるので要チェックです。

食べ放題メニューの内容は、自家製小籠包や焼売といった点心類から揚げ物、飯・麺、マンゴープリンといったデザートまで約50種類。蒸し鶏を店内で仕込むなど調理にもこだわっています。

食べ放題コースでは、好きなものをタッチパネルで注文してテーブルまで運んでもらうオーダーバイキングスタイル。まるで本場の飲茶専門店にいるような気分になりますね。

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台には穴が開いており、そこから強力な蒸気が吹き出しています
料理はすべて注文を受けた後に、キッチンにある火力の強いジェットスチーマーで蒸し上げます。運ばれてきたせいろの蓋を開けると、フワッと立ち上る湯気に思わず歓声が! 熱々できたてが食べられるのも「桃菜」の魅力です。

桃菜とバーミヤンの違いは?

同じすかいらーくグループ内で中華料理を提供する「桃菜」と「バーミヤン」、その違いはメニューにあります。桃菜は中国茶を楽しみながら点心を味わう飲茶を主としている一方、バーミヤンは点心やラーメン、中華の一品料理などを好きに楽しめるスタイル。

バーミヤンにあるソフトドリンクやコーヒーなどのドリンクバーも桃菜にはありません(別途注文)。そのときの利用シーンやメンバーなどによって使い分けてみてくださいね。

実食レポ!桃菜で食べるべきおすすめメニュー10選

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「飲茶食べ放題」コースはA、B、Cの3種類。Aは一番ベーシックなコースで、Cは全種類食べられるコース、Bはその中間という内容になっています。

基本となるAコースは定番の小籠包や餃子、焼売など。Bコースには蟹入り小籠包や翡翠蒸し餃子、棒棒鶏、ルーローハンなどが追加され、Cコースになると北京ダックやトリュフ入り餃子、帆立の広東蒸し、よだれ鶏、パンダあんまんなどの創作メニューが追加されます。
コース大人(税込価格)小学生以下(税込価格)
Aコース2,419円1,099円
Bコース2,969円1,099円
Cコース3,519円1,099円
※土日祝日は大人料金に330円プラス
※3歳以下は無料
※一部の店舗は値段が異なります
食べ放題のほか、飲茶をサクッと少しだけ食べたいという人には、4品~6品のメニューを選べる「選べる飲茶セット」や、一品だけ頼むアラカルトも用意されています。

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席に着くと無料の「本日のお茶」(一部店舗では実施なし)が運ばれてきます。この日は銀豪ジャスミン茶、お代わりもできます。

メニューを開けると、ぎっしり並ぶ料理にどれを食べようか迷うこと必至。この記事では、種類豊富なCコースのメニューのなかから特におすすめの逸品を紹介しましょう。

1. アッツアツをほおばりたい「小籠包」

Photo by 小田中雅子

ほとんどの人が頼むという一番人気の「小籠包」。モチモチ食感の皮と肉のジューシーさにこだわった自家製です。

直前にスチーマーで蒸し上げられて皮がふっくら、ひと口食べると肉の旨みたっぷりのスープがあふれます。

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箸で皮を破るとジュワッとスープがあふれます
テーブルには「小籠包」専用のレンゲが用意されているので、スープもこぼさずいただけます。しょうがと黒酢を掛けて食べればさっぱりした食べ心地。食べ放題で好きなだけ「小籠包」を堪能できるのもうれしいですね。

2. カニの旨みがたまらない「蟹入り小籠包」

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「蟹入り小籠包」は、モチモチ食感の皮でズワイガニと豚肉のあんを包んでいます。カニの旨みいっぱいのスープは「小籠包」とはひと味違う味わいで、甘いカニの味わいがたまりません。

食紅でほんのりピンクに色付けされたビジュアルもかわいいひと品です。
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