ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

カルディの冷凍シリーズに新作「カルダモンロール」が登場

Photo by muccinpurin

カルディから新作パン「カルダモンロール」が発売されました。〇〇ロールといえばシナモンロールが鉄板。実際カルディでも冷凍のシナモンロールが販売され、スパイス好き、菓子パン好きから支持されています。

パンやお菓子に使うスパイスといえばシナモンがメジャーですが、カルダモン風味のパンっていったいどんな味なんでしょうか。

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原材料は、小麦粉、砂糖、卵、パン酵母、牛乳、カルダモンパウダー、食塩など。

カルダモンといえば、スパイスカレーやチャイ、コーラなどの風味付に使われるスパイスですが、パンに使われているのをみるのは初めてのこと。しかもしょっぱい系ではなく、砂糖と合わせた甘い系というからますます味が気になります。

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直径は約10cm、厚みは約4cmほど。表面には砂糖の結晶が散りばめられていて、ほんのりスパイシーな香りが漂います。シナモンシュガーはトップにアイシングがかかっているのが特徴ですが、カルダモンロールは砂糖をまぶし、生地にカルダモンを巻き込んでいるようですよ。

冷凍アイテムなので、室温で5時間程度自然解凍すれば食べることができます。さらにオーブントースターで3分程度リベイクすると、よりおいしくなりますよ。

温めるとカルダモンの香りがふわっ!

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断面はこんなかんじ。切ってしまうと層がわかりにくいのですが、生地と生地のあいだにカルダモンを使ったペーストが巻き込まれています。生地は目の細かいふわふわ系卵生地で、シナモンロールと似たリッチ系です。

シナモンのやさしい香りや風味とは違い、カルダモンの香りはなかなかにスパイシー。温めるとより香りが際立つので、スパイスが苦手な方だとはじめ驚くかもしれません。スパイス好きの筆者ですらちょっと「おっ」と思ったくらいですから。

とはいえ、ひと口目を頬張るときにはそんな違和感は消え去り、スパイシーなカルダモンと砂糖の意外な相性に驚きます。

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そういえば本格的なチャイにはカルダモンが使われているし、砂糖とカルダモンが合わないわけはないんですよね。スパイシーな香りでちょっと驚いてしまいましたが、いつのまにか甘いカルダモン風味のパンに夢中。

いまのところカルディ以外でカルダモンパンを見かけたことはありませんが、インド料理店のデザートナンとかにあったらウケるのでは、という味わいでした。リベイクした方が香りがいいので、ぜひ温めて食べてみてくださいね。

カルディの店頭やオンラインショップで購入可能

カルディの「カルダモンロール」は、全国のカルディ各店またはカルディオンラインショップにて購入できます。

シナモンロールとはひと味もふた味も違ったカルダモンロール。甘すぎないのでちょっとしたおやつにもぴったりですよ。

甘いのに甘くない?新感覚の菓子パン

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砂糖が使われているにもかかわらず、カルダモンのスパイシーさのおかげかそこまで甘く感じなかったのが印象的でした。カルダモンとコーヒーはもちろんのこと、チャイに使われることからカルダモンとミルクティの相性も抜群。

シナモンロールとはひと味違うカルダモンロールを味わってみてくださいね。

商品情報

商品名カルダモンロール
内容量1個
価格270円(税込)
カロリー1個あたり230kcal
販売地域全国のカルディまたはカルディオンラインショップ
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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