ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

カルディ新商品 「古代ローマ風 ガルム焼きのタレ」

Photo by muccinpurin

数々のヒット作を生み出しているカルディ。着眼点がいつも新鮮で、そうきたか〜という発見ばかりで飽きませんよね。

本記事でご紹介するアイテムは「古代ローマ風 ガルム焼きのタレ」。そもそもガルム焼きってなんでしょう?パッケージはガルム焼きのタレが生まれたという古代ローマをイメージしたデザインで、中央にはしょうが焼きのような料理の写真が配されています。

ガルム焼きとは?

そもそもガルム焼きのガルムとは、古代ローマ時代から存在していたと言われる魚醤のこと。つまり、ガルム焼きは味付けに魚醤を使った料理ということになります。ガルムをメインにハーブや胡椒を加えて肉を漬け込んで焼いたものを指すようです。

正体は古代ローマ風の魚醤だれ

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原材料は、炒めたまねぎペースト(国内製造)、魚醤、砂糖、にんにくペースト、オレガの粉末、なたね油、レモン果汁、香味食用油、豚脂加工品など。

ガルムと聞くと珍しい気がしましたが、玉ねぎや魚醤、にんにくなどどこの家庭にもあるような材料を使っているようでちょっと安心しました。

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調理する前に袋からタレだけを出してみると、茶色く濁った液体に深緑色のオレガノがたっぷり。香りもそこまできつすぎず、ハーブの香りがさわやかです。

焼いたお肉に絡めるだけ!

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使い方に「豚ロースなどお好みの肉」とあったので、今回は薄切りの豚ロースト玉ねぎを合わせてみましたよ。まずはフライパンに油を引いて肉の色が変わるまで炒めます。

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肉の色が変わったらガルム焼きのタレの出番。すでに肉に火が通っているので全体にタレがなじめば完成です。オレガノのいい香り〜♪

思ったよりもマイルドでハーブ感強めな味わい

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ひと口食べた印象ですが、思ったより魚醤感が薄めです。魚醤と聞くとナンプラーやニョクマム(ヌクマム)など強烈なニオイを連想させる方も多いと思いますが、あそこまで刺激が強くはありません。むしろ言われなければ魚醤とは気づかないレベル。

では何が強いかというとオレガノです。ハーブの中でもイタリア料理によく合うとされているオレガノですが、日々の料理に取り入れているという方はそう多くないはず。料理好きの筆者でさえ持て余しているくらいです。しかし、ひと口頬張るとオレガノ独特の風味が口いっぱいに広がり、一生分のオレガノを食べたような気分に(もちろん、例えです)。

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今回は豚肉を使いましたが、鶏肉や白身魚などとも相性がよさそうですよ。魚醤の風味もキツすぎないので比較的食べやすい味でしたが、オレガノが強めなのでハーブが苦手な人は気になるかもしれません。

大注目のガルム焼きのタレは通販でも買える!

古代ローマ時代の味が手軽に再現できるカルディの「ガルム焼きのタレ」は、全国のカルディ各店またはカルディのオンラインショップで購入できます。

料理の味付けにマンネリしたら、試してみるのもいいかも!?
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