ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

いつまでもカリカリ!業務スーパーの「中華ポテト」

Photo by muccinpurin

業務スーパーの冷凍アイテムって優秀ですよね。本記事でご紹介するのは、芋好きの筆者が売り場で歓喜した「中華ポテト」。

中華の定番料理で、日本の大学芋とはひと味違ったカリカリ感がポイント。調べたところ数年前から販売されていたようですが、店舗によって取り扱いがまちまちでなかなか見かけないレアアイテムのよう。

さつまいもがデザインされたキュートなパッケージから、まだ見ぬ中華ポテトと初対面。袋を持った感じからカリカリ感が伝わってきて、食べる前から胸の鼓動が高鳴ります。

SNSには「見つけたらレア」「すぐ売り切れ」の声も

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原材料は、さつまいも素揚げ、砂糖、水飴など。製造者は日本食品開発促進株式会社とあります。

パッケージには「愛され続けて40年」の文字。なんでも、1975年から「中華ポテト」の名称で商品化され、元祖カリカリ食感の大学芋として愛されてきたアイテムなのだそうです。

ちなみにSNSで口コミをチェックしたところ、「取り扱い店舗が少ない」「入荷してもすぐに売り切れてしまう」という声が多く見られました。

レンジは避けて。自然解凍が絶対におすすめ

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冷凍で販売されており、飴の部分はパリッパリ!食べる前に室温で30分程度置いておくと食べ頃なのだそうです。

冷凍食品と聞くとレンジで加熱するイメージがありますが、熱をかけるとせっかくのパリパリ食感が失われてしまう可能性があるため、自然解凍が理想です。

時間が経ってもパリパリのカリッカリ

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撮影した日は比較的気温が高かったので、冷凍庫から出して10分程度撮影する間に食べ頃に。まだ完全に溶けてはいませんが、表面はカリッと中はひんやり、冷凍焼き芋のようでおいしく感じられましたよ。

表面はカリカリというよりもガリガリ!

しっかり飴がコーティングされている

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さつまいもは水分少なめのほくほくタイプ。日本で食べるような黄色くて水分が多く甘味が強いものとは対局の味わいですが、まわりを飴でコーティングしているのでさつまいもそのものの味が控えめなのは気になりませんでした。

それよりも見てください、この飴の分厚さを!日本の大学芋は揚げた芋に蜜をかけて作られますが、中華ポテトは飴でコーティングするためパリパリ!

飴は湿気に弱く、冷蔵庫や常温に置いたままにすると湿気てしまいパリパリ感が失われます。冷凍保存することで飴のパリパリをキープしているんですね。

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個人の感想ですが、完全に溶け切らないほうが外はパリパリ、中はひんやりしていて好みの食感でした。大学芋の蜜がかかった感じも好きですが、パリパリ食感がお菓子を食べている気分にさせてくれるので、中華ポテトは中華ポテトで魅力的。

調理する必要がないのもありがたく、お弁当に詰めれば保冷剤の役割も果たしてくれそうです。

特徴

  1. 自然解凍で食べられる
  2. 溶かし加減で食感に変化
  3. 外はパリパリ、中はホクホク

買って損なし!やみつき中華ポテト

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業務スーパーの冷凍アイテムの中でもレア度の高い「中華ポテト」。一見大学芋に似ていますが、ホクホクのさつまいもに分厚くカリカリの雨がコーティングされていて、ひとつまたひとつと手が伸びるやみつきのアイテムでした。

調理する必要がなく自然解凍で食べられるので、おやつやお弁当用に常備してみてはいかがでしょうか。
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