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納豆は常温保存できる?
スーパー等では納豆が冷蔵棚に並んでいますよね。納豆は一般的に「要冷蔵商品(10℃以下)」なので、常温保存には向きません。なぜなら、温度が上がってしまうと再発酵が進んで品質が低下する可能性があるからです。
納豆が要冷蔵商品に指定されている理由は、10℃以下の環境下で納豆菌を休眠状態にさせ、おいしい状態を保つため。室内の気温が10℃以下であれば常温での保存も可能ですが、冬場でも室温を10℃以下に保つのはむずかしいですよね。そのため、基本的には冷蔵で保存しましょう。
納豆が要冷蔵商品に指定されている理由は、10℃以下の環境下で納豆菌を休眠状態にさせ、おいしい状態を保つため。室内の気温が10℃以下であれば常温での保存も可能ですが、冬場でも室温を10℃以下に保つのはむずかしいですよね。そのため、基本的には冷蔵で保存しましょう。
何時間くらいなら常温に置ける?
季節にもよりますが、夏場であれば買い物のあと、車の中に数時間置いておくのも注意が必要です。車の中は高温になるため、再発酵してしまっておいしさが損なわれる可能性も。
30℃の環境下では納豆の再発酵が進み、2〜3時間後には冷蔵保存と比べて約2倍、5〜6時間後では約3倍、半日経過すると4倍以上のアンモニアが発生すると言われています。
30℃の環境下では納豆の再発酵が進み、2〜3時間後には冷蔵保存と比べて約2倍、5〜6時間後では約3倍、半日経過すると4倍以上のアンモニアが発生すると言われています。
おいしい納豆か判断するためのポイント
買い物から帰ってきて、うっかり納豆をしまい忘れてしまった……誰もが一度は経験しているのではないでしょうか。長時間常温で置いてしまったとき、品質は大丈夫なのか判断に困ってしまいますよね。
おいしく食べられるかを見分けるために確認するべきポイントは、納豆の「におい」と「見た目」です。
おいしく食べられるかを見分けるために確認するべきポイントは、納豆の「におい」と「見た目」です。
においを確認する
納豆を常温に置いて再発酵が進むと、アンモニア臭が発生します。納豆を嗅いで、鼻にツーンとくるようなにおいがしたら再発酵が進んでいる証拠。食べても体に害はない場合が多いですが、おいしさは損なわれている可能性が高いです。諦めて冷蔵してある納豆を食べましょう。
反対に、とくににおいがしなければ再発酵が進んでおらず、おいしく食べられます。
反対に、とくににおいがしなければ再発酵が進んでおらず、おいしく食べられます。
見た目を確認する
また、再発酵が進むと、納豆の表面に白いつぶつぶが発生する場合があります。白いつぶつぶの正体は、納豆に含まれる「チロシン」の結晶。たけのこの表面にもよく見られるアミノ酸の一種で、食べても害はありません。
しかし、食べた時にシャリシャリしたりザラザラしたりするなど、食感が悪くなります。また、納豆の色が黒っぽかったり表面がドロドロしていたりする場合も、納豆の再発酵が進んでいる可能性が高いです。このような見た目の変化が見られたら、食べるのは控えましょう。
しかし、食べた時にシャリシャリしたりザラザラしたりするなど、食感が悪くなります。また、納豆の色が黒っぽかったり表面がドロドロしていたりする場合も、納豆の再発酵が進んでいる可能性が高いです。このような見た目の変化が見られたら、食べるのは控えましょう。
常温保存するなら「ドライ納豆」がおすすめ!
納豆を海外に持っていきたい場合や保管場所の都合で、どうしても納豆を常温で保存したいときもありますよね。そのような場合におすすめなのが「ドライ納豆」です。
ドライ納豆とは、その名の通り納豆を乾燥させたもの。天日干しにしたり、油で揚げたりして作られます。通常の納豆のようなネバネバ感がなくサクサクとした食感で匂いも少なく、納豆が苦手な方でも食べやすいのが特徴です。
食べ方は、スナック感覚でそのまま食べてもよし、サラダや和風パスタ、チャーハンにトッピングしても楽しめます。常温で保存できるため、旅行やピクニックなどでも手軽に納豆の栄養が補給できますよ♪
ドライ納豆とは、その名の通り納豆を乾燥させたもの。天日干しにしたり、油で揚げたりして作られます。通常の納豆のようなネバネバ感がなくサクサクとした食感で匂いも少なく、納豆が苦手な方でも食べやすいのが特徴です。
食べ方は、スナック感覚でそのまま食べてもよし、サラダや和風パスタ、チャーハンにトッピングしても楽しめます。常温で保存できるため、旅行やピクニックなどでも手軽に納豆の栄養が補給できますよ♪
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