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冷凍した肉の賞味期限はどのくらい?
冷凍肉の賞味期限は、およそ2週間。2週間をすぎると風味や味が落ちてくるため、長くても1ヶ月以内に使い切るのがおすすめです。
食品メーカー『ニチレイフーズ』の公式サイトでも、賞味期限は2週間〜1ヶ月が目安とされています。(※1)
食品メーカー『ニチレイフーズ』の公式サイトでも、賞味期限は2週間〜1ヶ月が目安とされています。(※1)
肉の種類によって賞味期限は変わる?
肉を冷凍すると長持ちしますが、賞味期限は肉の種類や加工状態によって異なります。目安は以下のとおりです。
肉の種類別の賞味期限
- 【鶏肉】
・ひき肉……1〜2週間
・むね肉、もも肉、ささみなど……2〜3週間 - 【豚肉】
・ひき肉……2週間
・薄切り肉、ステーキ肉など……2〜3週間
・かたまり肉……1ヶ月 - 【牛肉】
・ひき肉……2〜3週間
・薄切り肉、ステーキ肉など……3週間
・かたまり肉……1ヶ月
肉は空気に触れる面積が多いほど酸化が進み、劣化しやすくなります。そのため、ひき肉は劣化しやすく、かたまり肉は劣化しにくいんです。
また、細菌は水分が多いほど増殖しやすいため、肉の水分量によっても賞味期限が変わります。つまり、水分量が多い鶏肉は期限が短く、水分量が少ない牛肉は期限が長めということ。ただし、同じ分類の肉でも部位によって水分量が異なるので注意しましょう。
例えば牛肉では、ミスジは水分量が少なく、うちももは水分量が多いといわれています。(※2,3)
また、細菌は水分が多いほど増殖しやすいため、肉の水分量によっても賞味期限が変わります。つまり、水分量が多い鶏肉は期限が短く、水分量が少ない牛肉は期限が長めということ。ただし、同じ分類の肉でも部位によって水分量が異なるので注意しましょう。
例えば牛肉では、ミスジは水分量が少なく、うちももは水分量が多いといわれています。(※2,3)
冷凍肉を長持ちさせるコツ
冷凍の肉は、冷凍するときの処理によって、長持ちするかどうかが決まります。コツは全部で5つです。詳しくみていきましょう。
購入した日に冷凍する
肉を冷凍するとき、使い残した肉を冷凍していませんか?実は、購入から日が経った肉は細菌が増えているおそれがあるため、冷凍保存に向かないんです。
冷凍肉を安全に長持ちさせるためには、購入した日に冷凍するのが鉄則。金属トレーを使って急速冷凍すると、細菌の増殖をより抑えられますよ。
冷凍肉を安全に長持ちさせるためには、購入した日に冷凍するのが鉄則。金属トレーを使って急速冷凍すると、細菌の増殖をより抑えられますよ。
厚さを均一にする
肉にはさまざまな形のものがありますが、いずれも冷凍するときは、厚さを均一に整えましょう。厚さにばらつきがあると、凍らせるときや解凍するときにムラが出てしまいます。
「凍ってしまえば(解凍してしまえば)同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、冷凍や解凍に時間がかかると、肉からドリップ(水分)が出やすくなるんです。肉から水分が抜けるということは、ジューシーさが失われ、パサついた食感になるということ。
解凍後もおいしい状態を保つためには、できるだけ肉の厚さを均一にして、素早く冷凍・解凍することが大切です。薄切り肉やひき肉なら薄く広げて、鶏もも肉や鶏むね肉なら、厚さが均一になるように開いてから冷凍してみてください。
「凍ってしまえば(解凍してしまえば)同じじゃないの?」と思うかもしれませんが、冷凍や解凍に時間がかかると、肉からドリップ(水分)が出やすくなるんです。肉から水分が抜けるということは、ジューシーさが失われ、パサついた食感になるということ。
解凍後もおいしい状態を保つためには、できるだけ肉の厚さを均一にして、素早く冷凍・解凍することが大切です。薄切り肉やひき肉なら薄く広げて、鶏もも肉や鶏むね肉なら、厚さが均一になるように開いてから冷凍してみてください。
密閉して乾燥・酸化を防ぐ
肉が劣化する大きな原因は、空気に触れていることによる乾燥と酸化。つまり長持ちさせるためには、空気に触れさせないことが大切です。
まとめ買いした肉をパックのまま冷凍したくなるかもしれませんが、肉を長持ちさせたいならNG。パックから取り出し、臭みの原因であるドリップを拭き取ってから、ラップでぴっちりと包んで冷凍しましょう。
まとめ買いした肉をパックのまま冷凍したくなるかもしれませんが、肉を長持ちさせたいならNG。パックから取り出し、臭みの原因であるドリップを拭き取ってから、ラップでぴっちりと包んで冷凍しましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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