未開封ワインの正しい保存方法は?

〜2,000円の手軽に買えるワイン

ワインは、暑さや極端な寒さに弱いです。ワインセラーがない場合は、常温保存ではなく、冷蔵庫または野菜室に寝かせて保管しておきましょう。

縦置きにしてしまうと、コルクの場合乾燥してしまい酸化が早まってしまうので注意が必要です。ワインの液面が、コルクに触れているように保管をしましょう。

ワインは、コルクから酸素を取り込み呼吸しています。長期間冷蔵庫で保管する場合は、新聞紙でワインを包んだり、冷蔵庫の脱臭剤をこまめに変えたりし、ワインに冷蔵庫の匂いがつかないように気を付けしましょう。

冷蔵庫保管は、扉の開閉時にワインへ振動が伝わってしまい、劣化を招く原因にもなります。購入後は、長くても2〜3ヶ月以内には飲むことをおすすめしていますよ。

5,000円〜のワイン、ヴィンテージワイン

5,000円以上のワインやヴィンテージワインは、基本的にはワインセラーで熟成させることをおすすめします。2,000円以内の手頃に買えるワインのように、冷蔵庫に保管することもできますが、長期保存には向いていないので早めに飲みましょう。

また、ヴィンテージワインは温度や湿度、振動などで変化しやすくなります。おいしい状態を保つためには、ワインセラーで熟成させるのが一番安心できる方法です。

最近では、小型のワインセラーなら安いものもあります。すぐ飲まないワインがあるのであれば、ワインセラーの購入を検討してみてもいいと思いますよ。

開封後ワインの賞味期限は?

開封後のワインは、空気に一気に触れることで酸化が早まります。そのため、ワインの劣化するスピードも早まってしまうのです。

気軽に買える2,000円以内のワインは、なるべくなら当日〜3日以内。そのほかのワインでも、遅くても2、3日中には飲んだほうがおいしく楽しめます。とくにスパークリングワインは、泡が抜けてしまうので早く飲みましょう。

濃厚で重厚なワインや、デザートワインなどは、1週間以上おいしく飲めるものもありますので、数日経ったから捨てるではなく飲んでみるといいですよ。

また、赤ワインよりもロゼワイン、ロゼワインよりも白ワインのほうが酸化が早く、味わいが落ちてしまうスピードが早いので注意して飲んでくださいね。

開封後ワインの正しい保存方法は?

赤白ワイン

開封後の赤白ワインは、コルクやワインストッパーなどを使用して栓をしましょう。そして、必ず冷蔵庫で保存してください。常温保存しておくと、劣化のスピードが早くなるので注意しましょう。

上記のように保存しても、おいしく飲みたいなら2、3日くらいで飲むのがおすすめですよ。

スパークリングワイン

スパークリングワインの場合、抜栓したコルクは広がってしまうため再利用できません。したがって、シャンパンストッパーを使用し、冷蔵庫で保存しましょう。シャンパンストッパーを使用すれば、翌日でも泡が残っている場合もあり便利です。

シャンパンストッパーを使用した場合でも、翌日以降は抜栓直後より泡は落ち着きやさしくなってしまいます。泡をしっかり楽しみたい方は、当日に飲み切るほうがおすすめですよ。

長持ちさせるおすすめグッズ

ワインの劣化は、ボトル内に空気が多く含まれたことによる酸化が原因です。そのため、空気をなるべくボトル内に残さないことが重要となります。

そこでおすすめなのは、ワインセーバーです。価格帯もお手頃で、サイズも小さく保管場所も気にならないのでおすすめですよ。

▼おすすめのワインセーバー

ITEM

SWISSMAR(スイスマール)ワイン&シャンパンセーバーセット

¥1,969〜

セット内容:兼用ポンプ1個、ワイン栓2個、シャンパン栓1個 素材:ポンプ/ABS樹脂、ワインストッパー/ゴム、シャンパンストッパー/ABS樹脂 原産国:台湾

※2022年1月21日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
こちらの商品は、ワインストッパーを差し込み、手動で瓶内の空気を抜いていくものです。これをすることで、酸化のスピードを少しだけ和らげることができますよ。

ワインセーバーを使用すると、長いもので1週間程度おいしくワインを楽しむことができます。ぜひ、使用してみてくださいね。
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