油をしっかり切る

油を使う炒め物や揚げ物などの料理は、不要な油をしっかり切るのがポイント。

たとえば、肉や魚を焼くと、食材からも油分が出てきます。フライパンや鍋を傾けると油が集まるので、キッチンペーパーで拭き取れば、余分な油を取り除けますよ。

また、揚げ物の場合は衣を薄くしたり、揚げたあとに油を振り落としたりすると、油切れが良くなります。

計量して使う

油は、容器から直接出して使うのではなく、大さじや小さじなどで計量しましょう。計量することで、1回に使う量を把握できるため、油を入れ過ぎる心配がありません。

計量するのがむずかしい場合は、注ぎ口が細いオイル差しに油を入れると、出る量を調節しやすく少量ずつ使えますよ。

テフロン加工のフライパンを利用する

油の使用量を抑えたい場合や、油を使わないで調理するときは、調理器具に工夫しましょう。テフロン加工のフライパンやホットプレートを使えば、油を使わなくても綺麗な焼き目をつけられますよ。

また、テフロン加工されているものは、食材がこびりつきにくいのが特徴。洗い物が楽になるのもうれしいポイントです。

油の効果

炒め物やドレッシングなど、料理に欠かせないサラダ油。カロリーは高いですが、使う量に気をつければ、過剰に避ける必要はありませんよ。油の作用について紹介します。

便の通りをスムーズにする

サラダ油の主成分である脂質は、脂肪酸で構成されています。脂肪酸は大腸を刺激したり、便のすべりを良くしたりして、排便をスムーズにするはたらきがあります。

ダイエット中は油を控えた食事になりがちですが、脂質を適度に摂ることで、便秘を対策できますよ。(※1,8,9,10)

満腹感が高まる

油はゆっくりと消化吸収されるため、胃や腸での滞留時間が長くなります。油を使った料理は腹持ちが良いので、満腹感が長続きするほか、食べ過ぎの対策にもつながります。

ダイエット中も適量の油を上手に摂り入れて、栄養が偏らならないよう、バランスの良い食生活を心がけましょう。(※11)
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