ライター : macaroni 編集部

教えてくれた人

Photo by 東急ハンズ

東急ハンズ バイヤー / 秋津 修平さん
東急ハンズキッチン用品担当バイヤー。2005年入社後店舗勤務を経て、2018年より現職。10年以上の店舗勤務経験を活かしお客様目線での商品セレクトに努めている。好きな料理はカレー。休日はスパイスカレー作りに勤しんでいる。

今週のスグレモノはこちら!

Photo by Ayako Kamiyama

「三陽プレシジョン」TRAND 粒取り名人 NIPPON/880円(税込)
第3弾は、とうもろこしの粒が簡単に取れる「粒取り名人」をご紹介します。まずは、秋津さんにおすすめの理由をお聞きしました。

「粒取り名人は、刃先をとうもろこしの列に沿ってスライドさせることで、きれいに粒が取れる便利グッズ。無駄なく根元から粒がきれいに取れる、なんとも言えない気持ちよさがあります。そのまま食べるのはもちろん、ラーメンやスープ、サラダのトッピングにも便利ですよ」

Photo by Ayako Kamiyama

「とうもろこしのデザインが描かれている部分が持ち手です。力が入りやすい構造で、手にしっかりフィットします」

包丁や箸を使っても取れるとうもろこしの粒。粒取り名人だと、どのくらいラクで、きれいに取れるのでしょうか。ここからは、実際の使い心地をレビューします!

実際に使ってみると…

Photo by Ayako Kamiyama

使い方はとてもシンプル。とうもろこしの根元にの刃先を差し込んで、列に沿って前方にスライドさせます。

強い力は必要なく、スルスルと粒が取れました……!絶妙に設計された粒をキャッチするくぼみがあるため、バラつかず固定しながら作業できます。きれいに取ろうという意識をしなくてもあっという間に粒が取れましたよ。

粒の取れ方を比較!

Photo by Ayako Kamiyama

【比較】左:箸、中央:粒取り名人、右:包丁
箸、粒取り名人、包丁を使用して粒の取れ方を実際に比較してみました。

箸だと少し形が崩れやすく、包丁だと根元までしっかり取れなかったのですが、粒取り名人を使ったとうもろこしは、根元からきれいに取れているのが分かります。ちなみに、とうもろこし1本の粒をすべて取るのにかかった時間は、

・箸
……約6分
・粒取り名人
……約4分
・包丁……約3分

でした。筆者はこれまで時間のかからない包丁で粒を外していましたが、手が滑って危ない思いをしたことも。ラクさ、きれいさすべてにおいて粒取り名人が圧勝ですね。

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上:粒取り名人で取れた粒、下:尖帽部分も一緒に取れた粒
一列取ったら隙間があくため、隣の列からは手でも取れますが、少し固い根本の尖帽(せんぼう)部分も一緒に取れてしまいます。粒取り名人ですべて取るほうが、固い芯のような食感が残らず、歯触りが良くなるのでおすすめです。

また、粒がそろっていると見た目が良いので、トッピングで見栄えよく仕上げたいときにも便利だなと思いました!

生のままでも粒は取れる?

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ゆでていない状態で粒取りをやってみたところ、固い生のとうもろこしでも力を入れずに粒が取れましたよ。むしろ、ゆでたとうもろこしよりもきれいに取れた気がします。とうもろこしご飯や炒めものに使う場合は、ゆでるまえに粒を取ってしまうのも良いかもしれません。

少しニッチな商品ですが、一度手に取れば分かる便利さ。まさに夏にぴったりなスグレモノです!

商品情報

商品名:粒取り名人 NIPPON
価格:880円(税込)
サイズ:長さ172mm・最大幅22mm
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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