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ベトナムの人はスリムなイメージ
ベトナムには、あまり太った人がいないという印象ないですか?「アオザイ」と呼ばれるベトナムの民族衣装は、体のラインが強調される洋服。それをキレイに着こなしている姿は、とても美しいですよね。
ベトナムは肥満率が低い国
世界保健機関(WHO)が2008年に発表したデータでは、調査対象である189ヵ国中、ベトナムの肥満率は186位。なんと、下から4つ目の順位に位置しています。その肥満率は、驚異の1.6%!つまり、国全体で肥満の人が100人に2人いないのです。(※1)
「ベトナム式ダイエット」とは
体重にもっとも影響する生活習慣は、食事です。今回ご紹介する「ベトナム式ダイエット」は、肥満率が低いベトナムの食習慣を真似するという方法。
もちろん、運動や睡眠時間など、生活のなかで体重に関わることはほかにもあるので、食事だけがすべてではありません。このベトナム式ダイエットは、「できることから始めたい」「健康的に痩せたい」と思っている人の、ダイエットを始めるきっかけ作りのようなもの。
短期間での大幅な減量は見込めませんが、まずは健康的な生活のなかで体調の変化を感じてみてくださいね。
見習いたいベトナム人の食事法
一汁三菜
「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」とは、ごはんと汁物、そしておかずが3品という献立を指す言葉です。日本人であれば、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
日本と同様に、ベトナムでは、一汁三菜の献立が一般的です。ひとつ違うのは、ベトナムのおかずは野菜が中心であること。日本でも野菜のおかずはたくさんありますが、メインとして並ぶのは主にお肉や魚ですよね。それらを野菜に置き換えるというわけではなく、あくまで野菜中心にするというのが大切です。
ハーブや香味野菜を多く使う
ベトナム料理の特徴といえば、あの独特な香りと風味ですよね。あれは、コリアンダー(パクチー)やレモングラス、バジルといった、ハーブや香味野菜によるもので、体調を整えるのに役立ちます。
例えば代表的なハーブであるコリアンダーには、胃などに働きかけることで消化を促進させたり、腸内に溜まったガスの排出を促す作用が見られます。(※2)また、レモングラスにも消化を促す働きがあり、脂肪の分解を助ける効果も期待できます。(※3)
一回の食事量が少ない
ベトナム人は、日本人に比べて一回の食事量が少ない傾向にあるようです。その分、一日の食事回数が多く、3〜5回ほど食べるのが一般的だとか。
一度に食べる量が多いと、糖を脂肪に変換する成分が分泌され、太りやすくなってしまいます。また、「食べるのを我慢する」といストレスを緩和させるにも、食事の回数を増やすことは有効です。(※4)
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※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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