ライター : macaroni 編集部

梅雨だからこそ行きたい、全国の「雨絶景」スポット7選

どんよりした天気が続く梅雨。その一方で、雨が降ったからこそ生まれる絶景も存在します。

そこで本記事では、日本の絶景情報を発信する「ZEKKEI Japan」編集部に、いつか行ってみたい雨絶景スポットを、必食グルメとともに教えてもらいました。遠出しづらい今だからこそ、写真で癒されてみませんか?

Photo by ZEKKEI Japan編集部

ZEKKEI Japan編集部 日本の絶景を、写真を通して世界へ発信するウェブメディア「ZEKKEI Japan」。四季折々の風景をはじめ、歴史を感じる神社仏閣や史跡、そして日本にこんな場所があったのかと驚くような絶景スポットについて、日本語のほか、7ヶ国語で全世界に発信している

1. 森の息遣いを感じる「白神山地」(青森県)

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「ほぼ手つかずの自然が残る白神山地は、青森県から秋田県にかけて広がる山岳地帯の総称で、日本で初めてユネスコ世界遺産に登録されました。原生的なブナ林が分布し、多種多様な動植物が生息・自生する貴重な生態系が保たれています。

密接するブナの葉が雨を受けとめ、葉に当たる雨音や森の息遣い、独特の土の匂いが漂う空気は、雨の日だからこそ感じられる趣です」

必食グルメ「平目ヅケ・イクラ丼」(地魚屋食堂 たきわ)

「白神山地にある青池から車で1時間ほどの場所にある『地魚屋食堂 たきわ』。出荷問屋だからこその、新鮮な海産物を楽しめる人気店です。地酒が豊富なのも嬉しいポイント。

甘めの特製タレに漬けられたヒラメの丼物がおすすめ。また、その日の仕入れ状況によってさまざまな魚料理が提供され、訪れるたびに発見があります」

2. 金沢の魅力がギュッと「ひがし茶屋街」(石川県)

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「ひがし茶屋街は金沢を代表する茶屋街のひとつ。名物の金箔ソフトや和菓子などのスイーツをはじめ、歴史ある割烹料理屋や伝統工芸品のセレクトショップなどが立ち並び、街を歩けば自然と金沢らしさが伝わってきます。

建物同士の間隔が狭いため、雨宿りしながら気になるお店を回るのも雨の日ならではの楽しみ方。濡れた石畳や建物がより色濃く感じられて、雨がもたらす街並みの変化に新たな感動を覚えます」

必食グルメ「黄金くずきり」(懐華樓)

「ひがし茶屋街にある『懐華樓(かいかろう)』は、金沢で一番大きな茶屋建築。夜は一見さんお断りですが、昼間は建物すべてが一般公開されています。

喫茶スペースでは、伝統工芸品の金箔をあしらったくずきりやぜんざい、抹茶パフェなどが提供され、上質なおいしさに浸ることができます。黒蜜を絡めてスルッと食べられるくずきりは、これからの季節にもぴったりです」

3. 雨ならではの空気感「美人林」(新潟県)

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「新潟県十日町(とおかまち)市松口の丘陵に広がるブナ林には、樹齢100年ともいわれるブナの木が一面に生い茂り、そのスラリとした立ち姿から『美人林(びじんばやし)』と呼ばれています。

もちろん晴れた日の散策もおすすめですが、雨に濡れた幹や葉、少し霧がかかった独特の空気感も魅力的。目だけでなく、耳や鼻でも楽しめる美人林の光景に注目が集まっています」
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