3. 甘さ控えめ餡が特徴「寺田屋」

Photo by 戸田千文

参道から太宰府天満宮に入る石鳥居の手前にあるのが「寺田屋」です。太宰府天満宮の御神木は「飛梅(とびうめ)」と呼ばれる梅の木ですが、寺田屋ではそんな大宰府らしく梅干しや梅ゼリー、梅の生菓子などを販売しています。

古来からの伝統的な漬け方を守る自家製梅干し「飛梅漬」は、自宅用だけでなく、お土産としても人気です。

梅ヶ枝餅

Photo by 戸田千文

1個130円(税込)
甘味を抑えた上品な餡を使った梅ヶ枝餅。ときに行列ができますが、ガラス越しに梅ヶ枝餅を手焼きする様子が見られるため、待ち時間もあっという間です。

店内奥には喫茶スペースもあり、お天気が良ければ縁台の席で梅ヶ枝餅とお茶のセットが楽しめます。参道の賑わいから離れて、ゆったりした時間を過ごしてみては?
店舗情報

4. ファンが多い行列店「かさの家」

1922年、旅籠(はたご)として創業した「かさの家」。参道のちょうど半ばあたりに位置し、現在は和食や甘味が楽しめるお食事処・甘味処として人気を集めています。

京風にしつらえられた店内で味わう食事メニューの一押しは、松花堂弁当「とびうめ」。季節ごとに四季折々の食材が登場します。

梅ヶ枝餅

1個130円
かさの家といえば、「大宰府で梅ヶ枝餅を食べるならココ!」と決めている人も多くいる人気店。そのため、焼きたてを提供する店頭販売には、長い列ができていることがしばしばあります。

1922年の創業時から販売をはじめ、「さいふ詣り」の旅人に人気だった梅ヶ枝餅。生地と餡の絶妙なバランスを楽しんでくださいね。
店舗情報

5. 新時代の和洋スイーツ「カフェ カサノヤ」

Photo by @mana.__rony

2020年12月にオープンした「cafe kasanoya(カフェ カサノヤ)」。梅ヶ枝餅の人気店「かさの家」がオープンした新店舗です。

大正モダンな店内では、梅ヶ枝餅を使ったこれまでにない和洋折衷スイーツを提供しています。令和を記念して作られた新時代の梅が枝餅をぜひ。

紅梅、白梅

Photo by @mana.__rony

紅梅セット900円(税込)
太宰府らしく梅をモチーフにした「紅梅」と「白梅」。福岡市で1942年に創業した老舗ショコラティエ「チョコレートショップ」とのコラボスイーツです。

かさの家自慢の梅ヶ枝餅をベースに、赤梅にはビターチョコ、白梅にはミルクチョコがとろり。福岡県民が愛する和洋のスイーツが、贅沢にひと皿で味わえます。
店舗情報
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ