ライター : 相羽 舞

管理栄養士

大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は4歳と2歳の兄弟を大騒ぎで子育て中です。専門的な内容でもわかりやすい記事を目指して執筆しています。

妊婦がヨーグルトを食べても平気か

妊娠中は食べるものに気を使いますが、ヨーグルトは食べても問題ありません。

乳製品に含まれるカルシウムは、胎児の骨や歯を形成するために重要な栄養素です。さらに、体の機能の維持・調節をおこないますよ。日常的に意識して摂るようにしましょう。

また、ヨーグルトを摂り入れる時期は、「妊娠初期」からでかまいません。この記事では、妊娠中のヨーグルト摂取について、メリットや注意点をふまえてご紹介します。(※1,2)

妊婦にヨーグルトがおすすめの理由

腸内環境を整える

ヨーグルトには、腸内で善玉菌としてはたらく乳酸菌が含まれています。乳酸菌は、悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を整えるはたらきがありますよ。

妊娠中は、妊娠を維持するために分泌されるホルモンにより、便秘になりやすくなります。ヨーグルトはそのまま食べられるので、取り入れやすい便秘対策です。

また、ヨーグルトに豊富な乳酸菌には免疫機能を高める作用があるため、免疫機能が低下する妊娠中は積極的に摂り入れましょう。(※2,3,4)

カルシウムが摂れる

冒頭でお伝えしたように、カルシウムは母体や胎児の成長に必要な栄養素。プレーンヨーグルト100gあたりのカルシウムの含有量は120mgです。

カルシウムは日本人の全世代で不足しています。ヨーグルトを摂ることでカルシウムの摂取量を増やせますよ。

また、カルシウムは一度にたくさん摂ったとしても吸収できる量は決まっているため、毎日継続することが大切です。(※1,5,6)

良質なたんぱく質が摂れる

たんぱく質は、母体や胎児の筋肉や血液のもととなる重要な栄養素です。特に、体内で作り出せないアミノ酸を含むものが良質なたんぱく質とされています。肉類や魚類、大豆製品、卵、ヨーグルトを含む乳製品にも含まれますよ。

良質なたんぱく質は、妊娠前よりもしっかり摂ることを意識しましょう。ヨーグルトは手軽にたんぱく質を補給するのにおすすめです。(※2,7)

消化の負担が少ない

ヨーグルトは、乳酸菌のはたらきによってたんぱく質やカルシウムが消化吸収されやすくなっており、消化の負担が少ないのが特徴です。牛乳だとおなかがゴロゴロしてしまうけれど、ヨーグルトなら食べられるという方もいるのでは。

妊娠中はホルモンにより消化管の機能が低下するため、消化の良いものを選びましょう。また、普段からよく食べ物を噛んで食べることも大切です。(※8,9)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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