ライター : 池野 三奈美

管理栄養士 / Webライター

食用におすすめのココナッツオイルとは

ココナッツオイルは中鎖脂肪酸を多く含んでいます。中鎖脂肪酸は体内でエネルギーに変換されるのが早く、脂肪として体に溜め込まれにくい特徴があります。

ココナッツオイルには2種類あり、未精製のものと精製されたものに分かれます。

未精製のものは、加熱せずに絞ったもので、「バージンココナッツオイル」と呼ばれます。ココナッツの香りがするのが特徴です。そのため甘い香りを楽しみたい場合や、お菓子やパン作りに使う場合は未精製のものがおすすめです。

精製済みのものは加熱や精製処理を行い、不純物を取り除いたものです。香りがないので、いつもの油の代わりとして料理に使う場合は、精製されたものの方が使いやすいでしょう。(※1,2)

トッピングに使う。ココナッツオイルの使い方5選

1. リラックスタイムに。ホットココナッツ豆乳ラテ

豆乳を温めてココナッツオイルをひとさじ加え、砂糖やシナモンで香りを加えていきます。ココナッツオイルの甘い香りと、シナモンのスパイシーな香りが口のなかにふわっと広がり、ひと息入れたいときにぴったりのホットドリンクに。

2. 体ぽかぽか。ココナッツオイル入り甘酒

温かい甘酒に、ココナッツオイルを加えて風味をアップさせます。ほんのり甘い甘酒には、ココナッツオイルの甘い香りがとてもよく合いますよ。体がぽかぽかに温まり、甘い香りにすっと1日の疲れがとれそうです。

3. エスニック風。レタスの熱々ココナッツオイルかけ

レタスをちぎって作るサラダに、温かいココナッツオイルをまわしかけます。ナンプラーや鷹の爪などを加えてエスニックに仕上げていきましょう。アジア料理でまとめたい日の献立におすすめです。

4. 口直しに。マンゴーのココナッツオイルがけ

フレッシュな冷たいマンゴーに、ココナッツオイルをかけると香りがふわっと広がる高級なデザートになります。温かいお茶と合わせて、食後の口直しにいかがでしょうか。

5. 甘い香りをプラス。ココナッツオイルのみつ豆

寒天やフルーツを使う和風のみつ豆に、ココナッツオイルが加わるとエスニックなデザートに。それぞれの食感を楽しみながらココナッツの香りを楽しんでいきましょう。バニラアイスを加えてボリュームを増すのもおすすめ。

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