ライター : ☆ゴン

お好み焼きのおいしさはキャベツの切り方で決まる

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ソースやマヨネーズ、かつおぶしの香りがたまらないお好み焼き。そんなお好み焼きを作るとき、地方や地域、家庭によってキャベツの切り方はさまざまです。みなさんはいつもキャベツをどのように切っていますか。

じつはキャベツの切り方や大きさで、お好み焼きの食感や食べごたえが変わるから不思議。また生地との相性やできあがりにも影響するのです。この記事では、お好み焼きの種類や好みに合わせた、キャベツの切り方を具体的に紹介します。

地域で違うキャベツの切り方

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お好み焼きは関西風、関東風、広島風と3種類に分けることができます。関西風と関東風は。生地に具材を混ぜ合わせる「混ぜ焼き」が特徴です。具材と生地が混ざりやすいように、キャベツはみじん切りにするのが一般的。

関西風と関東風の一番の違いは、生地の量です。関西風は生地が少量なのに対して、関東風は生地を多めに使います。

広島風は生地を薄く広げ、その上に具材をのせて焼く「重ね焼き」。こちらは生地に具材を混ぜないため、ひっくり返すときに散らばらないよう、キャベツは長めの千切りにするのが特徴です。

王道の関西風お好み焼きなら「粗みじん切り」

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切り方

キャベツを1/4にカットして芯を取り除き、葉の外側と内側に分けます。外側の葉は丸みを手のひらでつぶしながら、芯と直角になるよう3~4mm幅くらいにカット。この細切りしたキャベツの向きを変えて、端から2~3mmの長さに刻んでいきます。

葉の内側の部分も同じく、粗くみじん切りにしてください。とりあえずは、細かすぎなければOKです。こだわるようなら、芯に近い部分は葉の部分よりも細かめに切ることで、バランスの良い食感になります。

お好み焼きの仕上がり

関西では、お店でも家庭でも粗みじん切りが主流。粗く切ったキャベツが生地としっかり混ざり、ぽってりして厚みのある見た目に仕上がります。

ふんわりしているのにまとまりがあるので、小さな子どもでも食べやすいのがポイント。それでいて、キャベツの食感がしっかりと感じられる、食べごたえ満点なお好み焼きが完成です。

やわらかい食感を楽しみたいなら「みじん切り」

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