6. 井村屋 あずきバー

和風アイスの代表的存在である、あずきバー。1973年から発売されており、40年以上経つ現在でもトップクラスの人気を誇るアイスです。カチカチの食感と、さっぱりした味わいは他にないおいしさですよね。あずきバーを食べると、祖父母の家に必ずストックしてあったことを思い出します。年代を問わず人気であることもロングセラーの所以なのでしょう。

7. グリコ パナップ

1978年発売開始。バニラアイスクリームにフルーツ味などのソースが入ったおなじみのアイスです。パナップという商品名は、パフェとカップを合わせた造語なのだとか。 今でこそファミリーレストランなどでも手軽に味わえるパフェですが、当時はおしゃれで特別なデザートという位置付けでした。長いスプーンですくって食べる縦長のパナップは、そんなおしゃれなパフェを食べているような気分にさせてくれたのかもしれませんね。 ロングセラーのパナップですが、実は大きく変化しています。それは、元々ソースが縦に入っていたのを横にし、ミルフィーユをヒントに、ホワイトチョコレートを層にして加えたこと。これまでとは違うパリパリとした食感に再びハマる人も多いのだとか。こうしてこれからも多くの人に親しまれていくのでしょう。

8. 明治 うまか棒

1979年発売開始のロングセラー。最初は九州地方限定でしたが、のちに全国展開されるようになりました。バニラアイスにピーナッツ入りチョコレートがコーティングされており、ナッツの香ばしさもあいまって食べごたえのあるものに。駄菓子の「うまい棒」と似た名前ですが、もちろん関連はありません。九州発祥ならではのネーミングですね。

80年代に人気だったアイス

1. エスキモー ダブルソーダ

1984年発売の「ダブルソーダ」。2本の棒が刺さっており、真ん中で割って仲よく半分こして味わえます。兄弟や友達同士で分け合って食べた方も多いのでは?また、翌年の1985年には「ダブルレモンライム」も発売されています。こちらも爽やかな味わいで、暑い夏に食べたくなるアイスです。

2. 森永 アイスバーガー ラーメンアイス カレーアイス

森永乳業のアイスバーガーは1979年発売。アイスバーガーは、スポンジ仕立てのふわふわケーキで、中にドライアップルが入ったアイスを挟んだひと品。外側はチョコでコーティングされているので、チョコ好きにはたまりませんよ!本物のハンバーガーが入っていそうな容器に遊び心を感じますね。 スポンジケーキでドライアップル入りのアイスをサンドしまわりはチョコレートでコーティング 赤城乳業のラーメンアイス、カレーアイスは共に1980年代の発売。当時このようなユニークなアイスが続々と登場し、目玉焼きアイス(エスキモー)、きつねうどんアイス(赤城乳業)、たこ焼きアイス(ロッテ)などバラエティ豊かでした。

3. 井村屋 たまごアイス

ゴム容器に詰められた卵型のアイス。このようなゴム容器のアイスはさまざまなメーカーで発売され、昭和時代は駄菓子屋で手軽に買える人気のものでした。しかし当初はゴム独特のにおいがあり、味もゴム特有の苦さがあったのだとか。現在では徐々に改良され、ほぼ無味無臭。スプーンで食べるのとも、棒付きアイスとも異なる、独自のアイスです。
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