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強いお酒だからといって敬遠するのはもったいない!ブランデーの本当の魅力、その一端でも知ってしまったら、もうほかのお酒は飲めなくなってしまうかも……。今回は、それを知るための方法として、ブランデーをより深く楽しむための飲み方をご紹介!

ブランデーの飲み方はいくつあるのか

ワインにも日本酒にもさまざまな飲み方があるように、そのまま飲むばかりがお酒ではありません。高級酒の代表格であるブランデーだって同じ。その芳醇な香りを楽しむ方法は本当にたくさんあるんですよ。

この記事では、そんなブランデーの魅力を満喫するためのおすすめの飲み方をまとめてみました。これを読むと読まないとでは、せっかくブランデーを飲む機会に恵まれたとき、その幸運の価値を損なってしまうかもしれませんよ?

そもそもブランデーって?

アルコールの中でも格調が高く、長い歴史を感じさせるのがブランデー。そのはじまりは13世紀のスペインで、医者のアルノードビルヌーブが気つけ薬として使用していたといわれています。本格的に生産がスタートしたのは15世紀のフランスで、日本へは19世紀末頃ごろに伝わってきたんだとか。

産地や製造法、原材料によってブランドが厳しく分けられていて、たとえばコニャックはユニブランという品種のぶどうを使用し、単式蒸留機による2度の蒸留が行われることで完成します。ちなみにランクは6段階あり、厳しい審査によって決められているそうですよ。

最近ではカクテルのベースやお菓子の材料に使われることも多く、女性を中心に人気を集めてきていますね。今回ご紹介するのはそんなブランデーの飲み方。実は、グラス選びひとつでも風味が変わってくるとのこと。

ブランデーの飲み方はストレートが基本

ブランデーの味わいと風味を最も深く感じ取られるのがストレートです。ブランデーのアルコール度数は40度。慌てて飲まず、ぜひじっくりと時間をかけてゆっくり楽しんで。特に、お酒に強くない人、ブランデー初心者はちびちびと飲むか、横にしっかりチェイサーを用意するようにしましょう。

おいしく飲むには30分程度で飲み終わる量で

ブランデーはその風味だけでなく、飲んでいる時間そのものを優雅に楽しむもの。ブランデーを飲む際はぜひ、30分かけて飲むようにしてください。これは多くの洋酒通が実践している飲み方です。

たとえばバーでブランデーを注文したなら、最初の20分はグラスを傾けながら自分を見つめなおし、残りの10分は何も考えずにただ味わう……なんて飲み方をすると、いろいろな意味で味わい深い時間を過ごせると思います。

おいしく飲める適温は?

一言でブランデーといってもさまざまな種類がありますが、主流である「コニャック」を飲むときは、ぜひ温度を意識してください。

コニャックをおいしく飲むための適温は18~20℃といわれています。

コニャックは室温13~17℃、湿度70~90%の環境で熟成されるのが一般的。そのため、熟成時よりも少し高い温度で飲むことで最も香りが際立つようになるのです。

香りを楽しむにはグラスにも注意

ブランデーの大きな魅力である香りを楽しもうと思うなら、グラスにもこだわる必要があります。

日本では脚が短いグラスを使い、掌でグラスを温めて香りを立たせながら飲むスタイルが主流となっていますが、これは日本独自のもの。ヨーロッパのブランデーメーカーやグラッパメーカーは、脚が長く、先端がチューリップのようになっているグラスを推奨しています。

ブランデーのアルコールは40%以上ととても高いので、掌の温度がなくても空気中に漂わせるだけで十分香りが立つからです。

ブランデーのおすすめの飲み方

オンザロック

ブランデーは香りと味を楽しむお酒です。香りと味をシンプルに楽しめるオンザロックは、そんなブランデーに向いている飲み方だといえます。

スニフターと呼ばれるグラスに ブランデーを注ぎ、軽く静かに回します。

まずは目で、その美しい色あいを観賞してください。軽く回しているうちに手の体温が伝わり、ブランデー本来の芳醇な香りが漂ってきます。鼻で楽しんだら、次は口に含んでまろやかな味わいを感じ取ってみてください。

水割り

ロックで飲むのは少し苦手という方は、水割りにしてみましょう。水割りにすることで、ロックとはまた違った楽しみ方ができます。

ブランデーの香りが好きだという人は水で薄まってしまうことを嫌う傾向がありますが、スニフターにブランデーと水を1対1程度の割合で入れて混ぜ合わせていけば、ストレート以上に香りを楽しむこともできますよ。

ソーダ割り

イギリスのブランデー好きは、ソーダ割りで飲むことも多いといいます。

ブランデーはトニックウォーターとの相性もいいので、トニック割りもおすすめ。ソーダとトニックの両方で割った「ソニック割り」もブランデーをより深く楽しむ方法として知っておくといいでしょう。

ニコラシカ

ブランデーをストレートで飲む方法の中に、「ニコラシカ」という飲み方があります。

用意するものは細長い足のついたリキュール・グラス。これにブランデーを注ぎ、グラスの縁にに砂糖をまぶしたレモンの輪切りを乗せます。

飲むときは、そのレモンを二つ折りにしてかじりながら。レモンの甘酸っぱさで口の中がすっきりするので、口直しの一杯にもおすすめしたい飲み方です。レモン酸味とブランデーの豊かな香りを噛みしめながらいただきましょう。

サイドカー

「サイドカー」はブランデーベースのショートカクテル。飲み口がやさしく、お酒に弱い女性に好まれやすい飲み方です。ただし、飲みやすいという印象とは違ってアルコール度数は高く、「女殺し」の異名を持つカクテルでもあります。飲むときはぜひご注意を。

一般的なレシピは、ブランデー30ml、ホワイト・キュラソー15ml、レモン・ジュース15ml。

フレンチコネクション

1971年に公開された映画「フレンチ・コネクション」のタイトルにちなんで作られたカクテルです。

風味はゴッドファーザーと似ており、ブランデーの奥深い味をアマレットの甘さでまろやかにして、深い味わいを楽しませます。割合はブランデー45ml、アマレット15ml。飲みやすくともアルコール度数は32度。こちらもなかなかに強いお酒ですね。

ジャックローズ

フルーツを使った飲み方もあります。有名なのは、アップルブランデーを使用したショートカクテル「ジャックローズ」。

アップルブランデーの華やかな香りと見た目の美しさから、女性が好んで飲むことが多いようですよ。割合はアップル・ブランデー45ml、ライム・ジュース15ml、グレナディン・シロップ1tsp、シュガー・シロップ1tsp。手にする機会はあまりないかもしれませんが、もしもアップルブランデーを入手したら一度は試してほしい飲み方です。

ブランデースプリッツァー

最近、特に女性を中心に人気を高めているのが「ブランデースプリッツァー」。ブランデーを炭酸で割ってオレンジなどのフルーツを入れた、カクテル風の飲み方です。

ブランデーに漬け込んだ果実も楽しめるほか、はじける炭酸がブランデーのおいしさをより一層引き立てます。

カフェロワイヤル

ほかの飲み方とは一線を画すこちらは、「カフェロワイヤル」。まずはカップにコーヒーを注ぎ、スプーンに角砂糖を乗せてブランデーを染みこませ、そこに火を灯します。

ナポレオンが好んでいたことでも有名。部屋を暗くして飲むと、火の色がよく見え、コーヒーの香りと相まってリラックス効果が高くなるかも。男性が女性を喜ばせるためにオーダーすることも多いようですよ。

大切な人と一緒に部屋を暗くして、青い炎の美しさを味わいながら飲んでみてください。

おすすめのブランデー

ヘネシー

ブランデーの銘柄の中でも有名なブランドですね。ヘネシーは世界中で愛されているブランデーであり、創業250年の老舗ブランドでもあります。

1765年にフランスで創業したヘネシー社は、コニャックの格付けの基準を作った会社としても知られていますね。樹齢100年以上のフランス原産のオークの木から作られた大樽を約30万樽持っており、短いもので50年、長いものでは100年以上も熟成させてからボトリングしているといいます。

価格は、安いものなら1,000円台、高いものでは10万円を超すものまで幅広くそろっています。自分にあったヘネシーを見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。

ヘネシーX.O

豊潤な香りと力強い味わいが特徴的な「ヘネシーX.O」。味わうたびに新鮮な喜びを与えてくれるというブランデーです。

ヘネシーX.Oは、コニャック最良の栽培地区の葡萄を使い、およそ100種類の古い「オー・ド・ヴィー」をブレンドし、セラーで丹念に熟成され、作られています。それゆえ、物によっては希少性が高く、金のキャップのものは15,000円以上の値段で売買されているほど。安いものは1,500円前後で販売されております。

ブラーグランソラージュ

「ブラーグランソラージュ」は、食後のチーズや、シガーとの相性がよくおつまみと一緒に食べられることが多くあります。近年は女性向けにカクテルのベースに使われることが多く、人気が高まっています。値段は3,000~5,000円ほど。家でチビチビといただくのにちょうどよい質・価格のブランデーといえるでしょう。

締め

ストレートでの楽しみ方から呑みやすいカクテルまで、ブランデーの飲み方をいろいろと紹介しましたが、いかがでしたか?

銘柄、グラス、飲み方を好みと気分によって変えながら、ぜひいろいろ試してほしいと思います。そうするうちに、自分が気付いていなかった新たな嗜好に目覚めることだってあるかもしれませんよ?世界中に多くのファンをもつブランデーの魅力。この記事をきっかけに、ぜひそれをより深く、広く、味わってみてくださいね!

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