ブラン亭2種カレーセット(しらす+キーマ)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,000円(税込)
スパイスカレーやあいがけカレーが流行るずっと前からこのスタイル。割烹着からは想像がつきませんが、インドやネパールを旅し、スパイスは現地から取り寄せるというママのオリジナルです。

「キーマ」は安定の旨さ。しらすをカレーの中に崩しながらいただく「しらすカレー」も面白いです。薬味や調味料が充実しているのも嬉しいところ。

レーズンをのせて欧風気分でいただくもよし、辛味や香味を足してスパイシーにいただくもよし。その人がホッとする、満たされる、それぞれの気分に寄り添ってくれるカレーです。
店舗情報

7. 揺るぎなき銀座の顔、特別なビーフカレー「資生堂パーラー銀座本店」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1902年にソーダファウンテンとしてオープン、1928年からレストラン事業を開始した「資生堂パーラー」。池波正太郎ら文士にも愛されたこの老舗で、創業時から一番人気だったというメニューは「カリーライス」でした。

歴代シェフがその味を受け継ぎ、今でも銀座の特別なカレーとして食通たちに愛されています。この伝統のカレーがいただけるのは建物の4、5階にあるレストラン。ちょっとおめかしして、銀座のきりっとした雰囲気に浸ってみてください。

ビーフカレーライス

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

3,000円(税込)
カトラリーはすべて銀。ネットリと粘度が高いカレーソースからは鶏ガラ、香味野菜、ブイヨンの芳醇な香りとコクを感じます。

舌で噛み切れるほどやわらかなサイコロ牛肉に、ギュッと詰まった旨味も素晴らしく贅沢です。

薬味にはらっきょう、福神漬、玉ねぎの醤油漬。お口直しにミカンのシロップ漬けも用意されています。ライスはおかわりも可能なので、気軽に頼んでみてくださいね。
店舗情報

8. カレーをアートする、特別な創作カレー「ミセスダダ」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

近年になってようやく、イノベーティブ・フュージョンの波が日本カレー界にもやってきました。

こちらのグランドオープンは2019年11月11日。日本人オーナーと南インド・ケララ州出身シェフのタッグによるオリジナルカレーのお店で、テーマは「Art of Curry」です。まさに銀座らしいアプローチといえるでしょう。

ラムカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,000円(税込)
クルンと巻かれたパパドにディップされたカチュンバルサラダ、綺麗にあしらわれたフェンネルの葉……まさに「Art of Curry」です。

そして驚くことにこのラムカレー、かなり攻めた辛さ!美麗なビジュアルに油断していましたが、アートはアートでも、これ“マーシャルアーツ(武芸の意)”じゃないですか。

ラム肉自体は素晴らしくやわらかい食感。羊のクセをいい感じに活かした、通好みのチューニングとなっています。
店舗情報

9. イタリアンの、特別なフルーツカレー「ア・ヴォートル・サンテ・エンドー」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

銀座で人気の地中海料理レストラン。かつては昭和通り沿いにあったお店ですが、現在は東銀座、三原橋すぐ脇のビル2階に移転しました。

名物はなんと、季節のフルーツを用いた華やかなフルーツカレー。そのほか、カレーパスタやヒマラヤカレーなどもあり、カレー好きのデート先として要チェックなお店なのです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ