ライター : macaroni 編集部

教えてくれる人

Photo by 秋津 修平

東急ハンズ バイヤー / 秋津 修平(あきつ しゅうへい)さん
東急ハンズキッチン用品担当バイヤー。2005年入社後店舗勤務を経て、2018年より現職。10年以上の店舗勤務経験を活かしお客様目線での商品セレクトに努めている。好きな料理はカレー。休日はスパイスカレー作りに勤しんでいる。

今週のスグレモノはこちら!

Photo by macaroni

「MARNA(マーナ)」豆腐の水切り器 / 968円(税込)
今回は、家庭用品メーカー「MARNA(マーナ)」から販売されている「豆腐の水切り器」をご紹介。豆腐をしっかり水切りして、うまみを引き出す便利調理器具です。

正直なところ、わざわざ道具を使わなくてもできる水切りですが、一体どんな魅力があるのでしょうか。まずは秋津さんにおすすめの理由をお聞きします。

秋津さん:
「豆腐の水切りと言えば、レンジでチンする、お湯でゆでる、重石をのせるなど、さまざまな方法がありますよね。ただ、ちょっと面倒な作業でもあり、失敗することもあると思います。

この専用の道具なら、簡単に水切りができるうえ、使い勝手も良いんです。豆腐が崩れたり、火が入りすぎたりなどの失敗も防げますよ。

同じ用途の類似品はほかにないはず。健康志向の高まりのなかで、豆腐をいろいろな料理に活用したいと考えている人におすすめです!」

Photo by macaroni

秋津さん:
「豆腐を入れる本体ケースに、すのこ、押し板がセットになっています。無駄のないシンプルなデザインも魅力のひとつ。キッチンに馴染みやすく、置き場所に困らないのがいいですよね」

秋津さんの言う通りほかにない商品なので、使い勝手や水切りの仕上がりが気になるところ。そこで実際にmacaroni編集部メンバーで「豆腐の水切り器」を使い、冷奴を作ってみました!

使い勝手や味はどう?「豆腐の水切り器」で冷奴作り

Photo by macaroni

対応サイズ:幅10.5以内×横9×高さ3〜4.5cm / 1丁(約350g)〜3個パック(1個分/約150g)サイズまで対応
まず豆腐をすのこの中心にのせてケースに入れます。今回はスーパーで350gの木綿豆腐を購入して使用しましたが、ちょうど良いサイズでした♪

Photo by macaroni

押し板とケースに引っ掛けがついているので、2段階ほど下げて押し板をセットし、圧力をかけます。圧力調節は5段階となっており、豆腐のやわらかさに合わせて調整するのが良いそう。重石を使うと加減が分からず豆腐が崩れてしまうことがあるので、細かく圧力調節できるのは嬉しいポイントです。

料理に合わせて時間をおくため、このまま冷蔵庫に入れて10分待ちます。目安時間がわかると、それに合わせてほかの料理を作れるのがいいですよね。

【水切り目安時間】
冷奴……5〜10分
炒め物……木綿豆腐10〜30分、絹豆腐30分〜1時間
揚げ物……1時間以上

※豆腐によって水切りの加減が変わります。

どのくらい水が出る?

Photo by macaroni

10分待ったら水切りをして完成。取り出しやすく、豆腐を崩す心配がありません。出た水の量をはかってみたところ、45ccほどでした。豆腐自体は水を切る前より弾力が増している感じがします。

「すごく簡単だったけど、これで本当においしくなるの……?」と少し半信半疑の編集部メンバー。さっそく実食してみます。

味が濃厚。違いに驚き

Photo by macaroni

箸を入れると、弾力がありずっしりとした印象。もちろん水は出ません。食べるとしっとりした食感で、豆腐の濃厚な味を感じます。

正直、今まで冷奴を作るときは軽く水気を切っていただけでした。「水気があるかないかでこんなに変わるんだ!」と食べたメンバーで感動。セットして冷蔵庫に入れておくだけなので、ほかの料理を作っている間においしい冷奴が完成します。

冷奴以外にも!活用方法はさまざま

麻婆豆腐や豆腐ハンバーグなどの料理に使えば、水っぽくならず味が決まりやすくなりますよ。浅漬けやオニオンスライスの水切りにも使用できるそう。

これは思っていた以上に便利なスグレモノです!

【商品情報】
・商品名:MARNA(マーナ)豆腐の水切り器
・価格:968円(税込)
・サイズ:約13.3×6.8×12.2cm
・耐熱温度:押し板・すのこ:120℃ / 本体:70℃
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ