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タカミメロンとは
タカミメロンは、1990年に発表された比較的新しい品種のメロン。漢字では「貴味メロン」と表記されます。財団法人日本園芸生産研究所が、味と香りが良いアールスメロン(マスクメロン)やアムスメロンなど数品種を交配させて誕生したメロンです。
皮の表面に網目模様があり、ハウス栽培されることから「ネット系ハウスメロン」に分類されます。
皮の表面に網目模様があり、ハウス栽培されることから「ネット系ハウスメロン」に分類されます。
タカミメロンの特徴
タカミメロンはほかの品種にくらべるとやや大きめで、1.2~1.5kgほどの重さがあります。皮の色は濃緑色。網目模様はマスクメロンのようにくっきりしておらず、全体的に薄く模様が入っているのが特徴です。
淡いグリーンのきめ細やかな果肉は、しっかりとした歯ごたえがあります。味は濃厚で、果汁が多く芳醇な香りを楽しめます。
なお、価格はサイズや産地によって異なりますが、1玉1,000~3,000円で販売されていることが多いです。
淡いグリーンのきめ細やかな果肉は、しっかりとした歯ごたえがあります。味は濃厚で、果汁が多く芳醇な香りを楽しめます。
なお、価格はサイズや産地によって異なりますが、1玉1,000~3,000円で販売されていることが多いです。
タカミレッド・つがみあんメロンという品種やブランドも
タカミレッドは果肉が赤色の品種です。皮が薄く、甘みが強いのが特徴。外見はタカミメロンと区別できないため、皮に貼ってあるラべルで見分けましょう。
つがみあんメロンとは、津軽で生まれ、津軽で育ったメロン6品種のこと。そのひとつ、アーバンデリシャスはタカミメロンと同種で、弘果弘前中央青果の商標登録品種です。
つがみあんメロンとは、津軽で生まれ、津軽で育ったメロン6品種のこと。そのひとつ、アーバンデリシャスはタカミメロンと同種で、弘果弘前中央青果の商標登録品種です。
タカミメロンの産地と旬の時期
主な産地
2020年の東京都中央卸売市場の取り扱い量情報によると、タカミメロンをもっとも多く栽培しているのは千葉県で、収穫量は約1,043トン。2位は茨城県で約950トン、3位は熊本県で約112トンです。(※1)
旬の時期
タカミメロンの旬は5月~8月頃までで、6月が出荷の最盛期を迎えます。なお、タカミメロンは東北から九州まで多くの地域で栽培されているため、産地によって旬の時期が異なります。
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