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キムチの種類は材料・時期・地域によって違う!
キムチは、代表的な白菜キムチ以外にもさまざまな種類があります。冬は白菜や大根、夏はきゅうりなど季節によって材料を変えたり、魚介類で作ったりするキムチも。また、地域によって味付けにも違いがあります。韓国の北部地域では、唐辛子や塩が少なめのキムチが多いのに対し、南部地域では唐辛子と塩を多めに効かせるのが特徴です。
代表的なキムチの種類
白菜キムチ(ペチュキムチ)
日本でもっとも親しまれているキムチがこちら。塩漬け白菜の間に、にんにくや唐辛子などで作った「ヤンニョム」と呼ばれる素を挟んで熟成させます。ほどよく漬かった「センキムチ」、サラダ感覚で食べられる浅漬けの「コッチョリ」、酸味が強い古漬けの「ムグンジ」など、漬ける時間によって呼び方に違いがあります。
大根キムチ(カクテキ、カットゥギ)
角切りやいちょう切りにした大根で作るキムチです。白菜キムチに並ぶポピュラーなキムチ。唐辛子や生姜などのほかに、アミと呼ばれるエビの塩辛を加えるのが特徴です。大根のみずみずしさにアミの旨みや香辛料の辛さがマッチして格別のおいしさ。1週間程度熟成させたら食べごろです。
きゅうりキムチ(オイキムチ)
きゅうりキムチは、縦切りにしたきゅうりとニラ、玉ねぎや唐辛子などを漬けて作ります。大根キムチ同様、アミの塩辛やイワシの魚醬などを加えると奥深い味わいに。1~2日室温で熟成させてから冷蔵保存すると、酸味と旨みが全体にゆきわたります。
白キムチ
白キムチは、唐辛子を使わずに作るのが一般的です。塩漬け白菜の間に、大根の千切りや梨、にんにくなどを挟んで漬けるのが特徴。作り方は、日本の白菜漬けに近いです。辛みがなくさっぱりした味わい。そのまま食べたり、肉を包んで食べたりします。
ねぎキムチ
万能ねぎや小ねぎなどで作るキムチは、和えてすぐに食べられるのが特徴です。唐辛子やにんにくのほか、イワシの魚醤などで作るヤンニョムで味付けします。和えてすぐに食べるとねぎのシャキシャキ感と辛みがしっかり感じられ、数日漬けると酸味がプラスされますよ。
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