ライター : macaroni 編集部

季節の花「ミモザ」をドライフラワーに

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サクラより一足早く春の訪れを告げる花、ミモザ。鮮やかな黄色い花が、ふさふさと風に揺られる姿がかわいらしいですよね。しかし、開花時期は主に3〜4月と限られた期間です。

そこで、より長くミモザを楽しむために、ドライフラワーにするのはいかがでしょう。ドライフラワー作りのプロに、ミモザを上手にドライする方法とポイントを教わりました。

教えてくれたのはこの人

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土と風の植物園 / 店主・山崎 由佳さん アパレルメーカーで企画、制作に携わったのち、花屋にて勤務。2018年秋に、ドライフラワー専門のオンラインショップ「土と風の植物園」をオープン。選りすぐりの生花を使い、丁寧に作り上げるドライフラワーを通して、お花のある生活の楽しみ方を提案している
「ミモザは、はじめてドライフラワーに挑戦する方におすすめなお花です。それは、ミモザがとても乾燥しやすいお花だから。水に生けたままでも、気がつくとドライフラワーになっていた、なんてこともあるほどです。そんなミモザをきれいにドライフラワーにする方法と、ポイントをお教えします。また、できあがったミモザのドライフラワーを使ったアレンジ術を、初級〜上級編に分けてご紹介します」(山崎さん)

ミモザを上手にドライフラワーにする方法

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作り方

1. ミモザ2〜3本束ねて麻ひもでしばる
(たくさん束ねすぎると内側で蒸れてしまう)
2. しばったものを逆さに吊し、1週間ほどなるべく触らずに放置しておく

ポイント

1. フレッシュなミモザを使う

「ミモザをドライフラワーにするときは、なるべくフレッシュな状態のものを乾燥させること。できるだけ新鮮なうちに乾燥させることで、色や形をより美しく保てます。また、ミモザは散りやすい花ですが、これも新鮮な状態のものを乾燥させると緩和できます」(山崎さん)

2. 品種は「房アカシア」がおすすめ

「ミモザにもいろいろな種類があり、代表的なものは “銀葉アカシア” 。これは国産のものが多いです。しかし、ドライフラワーには “房アカシア” と呼ばれる輸入品がおすすめ。個体差があるため一概には言えないのですが、花が大きい状態で残りやすく、散りにくいですよ」(山崎さん)
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