ライター : macaroni_press

都市型農園も開設。注目の未来型レストラン

Photo by 株式会社ベジタリアンブッチャージャパン

未来型のサステナブルレストランとして注目を浴び、世界40ヵ国にて展開されている「The Vegetarian Butcher(ベジタリアンブッチャー)」。オランダ生まれのこちらのお店では “プラントベース、サステナブル、ヘルシ―&パフォームベター” をコンセプトとし、植物由来の原料で作られた「プラントベースドミート」を使用した食事を提供しています。

実は、ベジタリアンブッチャーのコンセプトストアがあるのはここ東京・池袋だけ。数々のサステナブルな取り組みによって注目を浴びていますが、今回新たに、都市型農園「アーバンファーミング」として、店内での野菜栽培をスタートしました。

「ベジタリアンブッチャー」のポイント6つ

Photo by 株式会社ベジタリアンブッチャージャパン

1. プラントベースドミートを使用したメニューの数々

ベジタリアンブッチャーのメニューには、「プラントベースドミート」が使用されています。「プラントベースドミート」とは、植物を主原料とした代替肉を使用し、お肉ではないけどお肉のような味わいの食品のこと。環境負荷が少ない「プラントベースドミート」は、食肉の消費を削減することを目的としています。

ランチタイムにはハンバーガーショップとして営業しており、ハンバーガーチェーンのBURGER KING(バーガーキング)とコラボレーションしたハンバーガーを提供。ジャンキーなイメージのあるハンバーガーですが、罪悪感なく食べられるとして人気を集めています。付け合わせはフレンチフライ・ブロッコリー・キャロットから選択可能です。

ディナーには “戦う女性のための植物性プロテインバル” として、たんぱく質が豊富で低糖質なメニューを提供。「豆乳チーズとトマトのカプレーゼ」や「卵白スクランブルエッグ」など、トレーニング後の栄養補給にぴったりのメニューが用意されています。

2. 日本初!プラントベースミート専門の肉屋

レストランには、日本で初めてのプラントベースミート専門の肉屋が併設されています。数種類のプラントベースミートのなかからグラム単位で購入できますよ。

また肉屋を訪れると、プラントベースドミートと相性の良いウェルカムワインを無料で提供してもらえます。ワインを片手にゆっくりと商品を選べるのは嬉しいポイントですね。

3. 食の廃棄を減らす「フードシェアリングフリッジ」

世界では、食品の廃棄が問題となっています。この廃棄を減らすため、専用の冷蔵庫「フードシェアリングフリッジ」を設置し、店内で余った食材や、オーダーをキャンセルされてしまった商品を保管。

ベジタリアンブッチャーを利用した方は無料で持ち帰ることができる、という仕組みが導入されています。

4. 気軽にお持ち帰りできる「TO GO BOX」

食品の廃棄を減らすことを目的とし、誰でも利用できるTO GO BOXが用意されています。レストランで食事した際、量が多くて食べられない……なんて経験もありますよね。そんなときに、気軽に持ち帰れるのは環境にも私たちにも嬉しい心遣いです。
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