亜麻仁油の選び方

低温圧縮法のものを選ぶ

低温圧縮法(コールドプレス法)とは、種子や果実に圧力をかけて搾る方法のこと。低温で搾油するため、栄養成分や香りが最大限に活かされているのが特徴です。

多くの食用油製造に用いられる溶剤抽出法や、温度管理をおこなわない機械圧搾法は、低コストで大量の搾油ができる一方、抽出時に熱が加わるため鮮度や栄養価が下がってしまうおそれがあります。(※13)

精製・未精製で選ぶ

植物油では、種類や用途によって色やにおいなどを除去する「精製」がおこなわれる場合があります。亜麻仁油には独特の香りや苦みがあるため、精製することでマイルドになり、使いやすくなります。

ただし、精製過程で栄養価が下がってしまうのがデメリット。亜麻仁油の栄養素をしっかり摂取したい方は、未精製のものがおすすめです。(※14)

なるべくオーガニックのものがおすすめ

安心・安全の観点から、できれば化学農薬や化学肥料が使われていないオーガニックの亜麻仁油がおすすめです。商品ラベルやパッケージに「オーガニック認証マーク」が表記されているので確認しましょう。

容器・サイズの選び方もポイント!

亜麻仁油をはじめとする油は、酸素や熱、光などに触れると劣化する「酸化」を起こしやすい性質をもっています。酸化すると、栄養価が落ちたり嫌なにおいがしたりするため、注意が必要です。

特に亜麻仁油は酸化しやすいので、光を通さない遮光容器に入ったものを選ぶのがポイント。また、鮮度が落ちないよう、1か月程度で使い切れるサイズを購入しましょう。(※15,16)

【精製】おすすめの亜麻仁油4選

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