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“緑茶は体に良い” に潜むワナ!正しく飲まないと逆効果?
日本人にはもちろん、今や世界中の人に愛されている『お茶』は、ヘルシーで独特の渋みと甘みがあり、季節を問わず楽しむことができる飲み物です♪
一方で「宵越しのお茶は飲むな」という言葉の存在。これって本当なのかしら…と気にしつつも、一晩置いた茶葉でお茶を飲んだ経験がある方もいるのでは?気にしてなかった人も要注意!昔からの言い伝え通り、本当に体に良くないようなのです。
「宵越しのお茶は飲むな」の本当の意味
体に良いはずの『お茶』が、一晩経っただけで体に悪いモノになってしまうなんて不思議ですよね!それでは、そのメカニズムをご説明しましょう。
本来は健康的な飲み物
緑茶は体に良い素晴らしい飲み物で、ビタミンCが豊富に含まれ、カフェインは疲労回復や利尿効果があり、フラボノイドは血管壁を強くする作用があると云われています。
出典: www.in-ava.com
そして有名な「カテキン」は殺菌力に優れ、他にも脂肪燃焼効果も認められていたりと、本当に優秀です。
注目すべきはエピガロカテキンガレートと呼ばれる成分で、これにはビタミンCの約10倍、ビタミンEの約20倍もの強い抗酸化力があると云われています。
出典: www.in-ava.com
また、美容に嬉しい抗酸化力も豊富で、ダイエットやメタボリックシンドローム対策をサポートする飲み物としても人気ですね!
原因は「カテキン」の流失による腐敗
素晴らしい成分を含む「お茶」ですが、淹れるごとに茶葉からはカテキンが流失していき、殺菌作用がある成分を失った茶葉のタンパク質は腐敗が進み、結果として体に悪い性質に変化してしまうのだそう。
また、時間経過とともにカテキンが酸化してタンニンという刺激の強い物質に変化。タンパク質の腐敗と相まって、食中毒を引き起こしてしまう可能性もあるんだとか。
胃の粘膜を荒し消化液の分泌を妨げ、消化不良を起こして、胃腸の弱い人は、吐き気や下痢を起こす場合があります。
1度お茶を淹れたら捨てるしかないの?
1杯淹れただけの茶葉を捨てるなんて、やっぱりもったいない!…そのお悩み、解決しましょう。腐敗しやすいのはタンパク質が残留する茶葉なので、湯のみに注がれた『お茶』自体は半日くらいは心配ないようです。保存したい時も簡単な方法がありますよ♪
朝お茶を淹れた茶の葉を、湯をよく切って急須ごとポリ袋に入れ密封し、冷蔵庫で保存する方法を提案します。こうすれば、朝はカフェインたっぷりの一煎目を飲んで気分爽快に、疲れて帰ってきた夜には、カフェイン少なめの二煎目を飲んでゆったり楽しめます。
出典: www.maiko.ne.jp
正しく飲めば心強い健康のサポーター!しかし、“宵越し” してしまうと危険な飲み物に。
健康効果抜群の『お茶』は上手に付き合えば、美容にも頼もしい味方ドリンクです◎ 適切に淹れた緑茶で、食事中も食後も美味しくヘルシーに過ごしましょう♡
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