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GoToイベントキャンペーンについて解説します
「GoToイベント」とは、すでに開始しているGoToキャンペーンの一環です。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛により、売上が激減し多大な影響を受けたイベント&エンターテインメント業界。そんな業界の需要を喚起することを目的に実施される、経済産業省主導の事業です。
消費者とイベント業界、ともに恩恵を受けられる仕組みで、本事業を統括・運営する事務局に決定した「博報堂」のもと、10月下旬のチケット販売を目指すとされています。それらの内容や開始時期について、2020年10月15日現在の情報を基に、消費者の立場からわかりやすく解説します。
消費者とイベント業界、ともに恩恵を受けられる仕組みで、本事業を統括・運営する事務局に決定した「博報堂」のもと、10月下旬のチケット販売を目指すとされています。それらの内容や開始時期について、2020年10月15日現在の情報を基に、消費者の立場からわかりやすく解説します。
GoToキャンペーンの事業対象は4つ
いま開催中の「GoToトラベル」と「GoTo Eat」、本記事で紹介する「GoToイベント」、同時にはじまる予定の「GoTo 商店街」を含めた4つが、GoToキャンペーンの柱となっています。
割引やクーポン、ポイントなどを付与することで、消費者が各キャンペーンに参加しやすくなる仕組み。それによってダメージを受けた地域の観光や旅行、イベントに商店街、飲食業界などの需要喚起と活性化を図るのが目的です。
割引やクーポン、ポイントなどを付与することで、消費者が各キャンペーンに参加しやすくなる仕組み。それによってダメージを受けた地域の観光や旅行、イベントに商店街、飲食業界などの需要喚起と活性化を図るのが目的です。
GoToイベントキャンペーンの特典は?
GoToイベントは、消費者が文化芸術やスポーツ関連の有償チケットを購入する際に、政府が代金の一部を支援して、割引や特典をつけることを主な事業目的としています。
購入代金の2割相当を支援することを予定していて、消費者にとってはかなりメリットのある内容です。
購入代金の2割相当を支援することを予定していて、消費者にとってはかなりメリットのある内容です。
GoToイベントの支援内容とその流れ
支援内容は大きく2つに分かれています。ひとつは、はじめから代金の2割を割引または割引券をもらい、消費者が8割の価格でチケットを購入する(1)。
もうひとつは購入代金を全額負担し、2割相当のクーポンかポイント取得を選ぶタイプ(2)。クーポンは会場での物販に使え、ポイントは次回以降、別のイベントで利用できます。
これらは2020年9月30日付で運営事務局に決まった博報堂と、経済産業省との契約締結が完了次第、事務局が登録するチケット販売業者を通じて購入できる予定です。
もうひとつは購入代金を全額負担し、2割相当のクーポンかポイント取得を選ぶタイプ(2)。クーポンは会場での物販に使え、ポイントは次回以降、別のイベントで利用できます。
これらは2020年9月30日付で運営事務局に決まった博報堂と、経済産業省との契約締結が完了次第、事務局が登録するチケット販売業者を通じて購入できる予定です。
GoToイベントの具体的な利用イメージ
チケット価格が5,000円の場合を想定して、上記の支援内容を具体的に見てみましょう。(1)では、チケットを2割引の4,000円で購入できます。
(2)では2割に相当する1,000円分のクーポン、またはポイントがもらえます。
また地域や事業者、イベント開催者などが、チケット引換券や前売券を発行する場合、各自の負担で割引を上のせすることも可能です。たとえば500円の上のせなら消費者は3,500円で、1,000円の上のせなら3,000円で購入できることになります。
(2)では2割に相当する1,000円分のクーポン、またはポイントがもらえます。
また地域や事業者、イベント開催者などが、チケット引換券や前売券を発行する場合、各自の負担で割引を上のせすることも可能です。たとえば500円の上のせなら消費者は3,500円で、1,000円の上のせなら3,000円で購入できることになります。
対象となるイベント・エンターテインメント
対象となるイベント・エンターテインメントとは、文化芸術やスポーツに関する行事のことです。音楽やライブのコンサート、歌舞伎に文楽などの伝統芸能、演劇やミュージカル、映画館、博物館、美術館、遊園地、展示会のほか、各種スポーツ関連の試合などが挙げられます。
これらの行事を観覧したり参加するため、国内で不特定多数の消費者に販売される有償チケットが事業の対象。また無観客ライブ配信などの新たな形式のイベントも対象にする方針です。
これらの行事を観覧したり参加するため、国内で不特定多数の消費者に販売される有償チケットが事業の対象。また無観客ライブ配信などの新たな形式のイベントも対象にする方針です。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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