ライター : 荻野愛

管理栄養士・フードコーディネーター

管理栄養士免許取得後、大学助手として勤務。栄養教育分野を中心とした教育・研究に携わる。 現在は、やんちゃな男の子3人の育児のかたわら、フリーランス管理栄養士として活動中。 "yo…もっとみる

昆布茶ダイエットだけでは痩せない

近年、毎日の食生活に昆布茶を取り入れる「昆布茶ダイエット」が注目されているようです。しかし、どのようなダイエット方法でも同じですが、昆布茶だけを飲んでいれば痩せるわけではありません。

ダイエットとは、単純に体重を落とすことが目的ではなく、健康な身体を作るためにおこなうべきもの。昆布茶ダイエットをする際には、規則正しい食生活や運動習慣を基本として、無理のない範囲でおこなうようにしましょう。

昆布茶ダイエットの効果

昆布の成分がダイエットに役立つ

昆布の旨味成分であるグルタミン酸は、胃腸のはたらきを促し、食べ過ぎ防止に役立ちます。さらに昆布にはグルタミン酸のほかにも、ダイエットに役立つ栄養成分が含まれていますよ。

・フコキサンチン
色素成分の一種。脂肪の蓄積を抑える、体内に蓄積されている体脂肪を燃焼させるたんぱく質(UCP-1)を活性化させるなどのはたらきがあるとされています。

・フコイダン
水溶性食物繊維の一種。ゆっくりと胃腸内を通過するため、満腹感が得られやすく、食べ過ぎ防止に役立つ栄養成分です。また、発酵して腸内細菌を増やし、腸の働きを整えたり、体内のコレステロールを排出したりするはたらきもあります。(※1,2,3)

むくみが解消される

むくみの原因のひとつとして考えられるのは、ナトリウム(塩分)の摂りすぎ。摂りすぎてしまうと、体内のナトリウム濃度を薄めるために水分をため込みやすくなり、むくみやのどの渇きなどが起きてしまいます。

カリウムはナトリウムとの相互作用によって体内の水分量を調整しているため、むくみ解消にはカリウムをきちんと補給することが大切です。

昆布に含まれるカリウムは100gあたり6,100mg。成人一日あたりの摂取目安量は、男性が2,500mg、女性が2,000mgであることを考えると、カリウムの補給に適した食材といえるでしょう。

しかし、市販の昆布茶にはナトリウムも多く含まれています。むくみ解消を目的とする場合には、塩分を控えめにできる手作りの昆布茶がおすすめです。(※4,5,6,7)

昆布茶ダイエットの方法

一般的なやり方

昆布茶ダイエットの一般的なやり方は、とてもシンプル。起床してから朝食を摂るまでに1杯の昆布茶を飲むだけです。手軽に実践できるダイエット方法なので、人気が高いようですね。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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