ウイスキーや焼酎もスピリッツの仲間

日本の酒税法ではウイスキーとブランデー、焼酎を除いた、エキス分が2%未満の蒸溜酒をスピリッツと定義づけていますが、これはあくまで日本独自の酒税のためにある分類です。

世界では火を使って造る蒸留酒を、古くから魂を意味するスピリッツと呼んでいて、ウイスキーなどのお酒も同じ仲間として認識されています。

スピリッツとリキュールの違い

4大スピリッツはそのまま飲むよりも、カクテルのベース酒として使用されることが大半です。そのときにいろんなリキュールを加えることで、さまざまな名がついた美しいカクテルになります。

リキュールとは冒頭で述べた混成酒のひとつで、蒸留酒に香草や果実などの副材料で風味をつけ、甘味や着色料などを添加したお酒。お菓子作りの香りづけにも使用されますが、カクテルに利用されることが多いですね。

スピリッツは飲み方を選ばないお酒♪

お酒はまず醸造酒が造られて、それを蒸留してスピリッツが製造されます。両者に風味をつけたものが混成酒と、すべてが関連しているのがおもしろいところ。

そんなことに想いをはせながらカクテルやソーダ割りを飲むと、さらに味わい深く、心地よく酔えること間違いなしですよ♪
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