ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ブルボンの人気菓子がアイスになった!

Photo by muccinpurin

2020年6月29日(月)、ブルボンの人気お菓子シルベーヌがアイスになって登場しました。6月29日(月)に九州地域で発売されたのを皮切りに、7月27日(月)からは北陸、信越、中部地域、8月31日(月)からは関西地域へと順次発売地域が広がるそう。

ルマンドアイスをはじめ、お菓子をアイスにアレンジするのがトレンドになりつつあるいま、満を持してアイスになったシルベーヌアイスを味わってみました♪

アイスを越えた高級感「シルベーヌアイス」

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「シルベーヌアイス」200円(希望小売価格/税別)
シルベーヌアイスは、ブルボンのお菓子をアイスにする企画の第4弾。

伝説とまで言われた2016年発売の「ルマンドアイス」、2020年5月に北陸・信越地域限定で発売されたばかりの「ロアンヌアイス」、2020年6月から北陸・信越地域限定で発売されている「ガトーレーズン」アイスに続き、シルベーヌアイスが華々しくデビューしました。

シルベーヌって?

シルベーヌアイスの元になったシルベーヌとは、ブルボンを代表する人気チョコレート菓子。スポンジとクリームを幾重にも重ね、チョコレートでコーティング。洋酒香る大人の味わいが魅力的なお菓子です。

発売されたのは1982年ですから、くしくも筆者とほぼ同世代。発売当初からそのリッチな見た目と味わいで多くの人を魅了し、ブルボンが誇るロングセラーアイテムになっています。

ケーキのようなビジュアルに憧れ、買ってほしいとねだった幼少時代。お菓子のなかではそこそこ高価な部類だったので、「また今度ね!」と交わされること数年……。そのまま買ってもらうタイミングを逃して大人になり、初めて食べたときは感激したものでした。

いよいよ試食!味わいは…

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袋から出してみると、シルベーヌと同じ三角の容器が登場。真っ赤な蓋が高級感たっぷりですね。袋に包まれ、さらに容器に入っているという丁寧な包装で、こちらも背筋を正していただきたくなります。

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シール蓋をはがしてさらに興奮。これこれこのビジュアルです~~!やや厚がけのチョコレートコーティングとケーキのようなフォルムは、子どものころに憧れたシルベーヌそのもの。レーズンチョコまでしっかりとのって、まさにシルベーヌそのものです!

(撮影だから)レーズンチョコの部分を最初に食べたくなる気分をグッと我慢して、先端からいただきます!

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トップをおおうチョコレートはスッとスプーンがはいるやわらかさ。すくってみると、洋酒が香るバニラアイスが現れました。お菓子のシルベーヌは洋酒風味のケーキがメインなので、その部分をアイスで表現しているようです。

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食べ進めていくと、ビスケットチップとパリッとした食感のチョコレートが入っているのがわかります。ビスケットチップはやや少なめながら、これが入ることでよりシルベールに近い味わいに。パリパリとしたチョコの食感もいいアクセントです。

全体的に洋酒が強めなので、子どもは控えたほうがいいかもしれませんね。大人タイムにじっくり楽しみたいご褒美のようなアイスです。

総評:アイスとしては100点、でも…

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開けた瞬間の高級感、レーズンチョコまでのったフォルムで見た目の再現度は文句なしでした。しっかりと洋酒の効いた濃厚なアイスも上品でおいしく、バニラアイスよりもリッチで大人だけの贅沢が表現されていて気に入りました。

強いていうならば、シルベーヌの特徴であるケーキ生地を、もう気持ち多めにしてくれるとよりよかったと思いました。やはり、シルベーヌをフォークでカットしたときのケーキの層はインパクト抜群で、初めて食べたときの感動を今でも覚えています。

アイス好きなら一度は食べたい

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憧れのお菓子、シルベーヌを再現したブルボンのシルベーヌアイス。

シルベーヌの食感や食べごたえは惜しい感じでしたが、アイスの味わいはほぼ完ぺきでした。一日頑張った自分へのご褒美にいかがでしょう?
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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