ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

カレーのおいしい夏がきた!

夏になるとカレー欲がグイグイ高まりませんか?暑いなか、汗をかきながら食べるカレーって最高ですよね。

毎年新しいジャンルのカレーが注目されますが、今夏はアジアのニッチな地方のカレーがトレンドの予感。おさえておきたいヒット間違いなしのおすすめカレーを集めてみました。

1. 無印良品「ビーフルンダン」

Photo by muccinpurin

素材を生かしたカレー「ビーフルンダン」690円(税込)
マレーシア料理のルンダンは、ハーブやココナッツミルクを使って牛肉や鶏肉を煮込んだ料理。旅行に関するさまざまな情報を提供するCNN Travelにて、 “世界で一番おいしい料理” にも選ばれたことがある、今夏注目度ナンバーワンのカレーです。

400円前後の無印良品のカレーラインアップのなかでもとりわけ高い、1食税込690円と攻めた価格ですが、買って後悔はしません!

“世界一おいしい料理” に偽りなし!

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本場のルンダンは大きめの具材にカレー味をまとわせているイメージですが、無印良品のビーフルンダンは「素材を生かしたカレー」のジャンルに分類されているので、ルーが多め。ごはんがおいしく食べられるように計算されています。

本場マレーシアの有名レトルト食品メーカー、ブラヒムが製造しただけあって、スパイシーで本格的な味わい。スープカレー以上日本のカレー未満のほどよいとろみで、暑い夏にもサラッとおいしく食べやすいカレーです。

本場ではココナッツミルクで炊いたごはんを添えて、揚げたピーナッツや小魚などと混ぜながら食べるのが一般的。栄養満点でいろいろな食感が楽しめるので、ぜひ試してみてくださいね。

2. 成城石井やAmazonで買える「チェッターヒン」

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「チェッターヒン」599円(税別)
タイとインドという2大カレー大国に囲まれたミャンマー生まれのカレー、チェッターヒン。人気番組のカレーランキングで、数ある有名カレーを差し置いて1位に輝くほどの実力派です。

ミャンマー語(ビルマ語)で、チェッターは鶏肉、ヒンはカレーを意味することから、チェッターヒンは鶏肉が主役のカレーを指します。トマトをベースに、玉ねぎなどの香味野菜をたっぷりと使っているのがポイント。さらに、「油戻し法」と呼ばれる特殊な製法をとることで、ギュギュッと旨みを凝縮しているんだそうです。

辛さと旨さが波のように押し寄せる!

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パッケージ写真の通り、骨付きの大ぶりチキンが丸々2本ごろり。具だくさんカレーと銘打ってがっかりするレトルトカレーも少なくないなか、こんなに立派な肉が入っていることに驚きます。スプーンで容易にほぐれるほどやわらかな鶏肉は、パサつくことなくジューシーな仕上がり。

油戻し法で作られたカレーは、唇がツヤツヤするほど油が多めですが、この油もまた旨みがたっぷりなので、残さず食べることをおすすめします。

とにかく辛いのですが、野菜の旨みもしっかりとあるため、ついつい次のひと口が欲しくなります。やみつきになるとはまさにこのこと!ランキング1位に輝くのも納得のおいしさです。

3. 名店「エリックサウス」の南インドカレー

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エリックサウス「カレー好きの為のカレー7種パック」4,200円(税、送料込み)
インドカレーとひとことで言っても地域によって異なり、気温の低い北インドでは濃厚でこっくりとしたカレー、温暖な気候の南インドでは香辛料を豊富に使ったスパイシーなカレーが食べられています。

東京駅八重洲地下街や東京ガーデンテラス、名古屋駅KITTEなどに店舗を展開する「エリックサウス」では、本格南インドカレーを味わえます。わざわざお店の行列に並ばなくても、通販で取り寄せればお店と同じ味を楽しめますよ。
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