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アンコウがおいしい旬の季節と味の特徴
アンコウがおいしい旬は鍋料理が恋しくなる冬の間で、12月から翌年の2月にかけてが出荷の最盛期。なかでも珍重される人気の肝は、この時期に脂と栄養をたくわえてより肥大化します。
春先に産卵期を控えるこの季節のアンコウは、貪欲なほどに餌を捕食し身がさらに太ってくるのですが、冬の冷たい水温が淡白な白身を引き締めてくれるため、一段とうま味とコクが増しておいしくなるのです。
春先に産卵期を控えるこの季節のアンコウは、貪欲なほどに餌を捕食し身がさらに太ってくるのですが、冬の冷たい水温が淡白な白身を引き締めてくれるため、一段とうま味とコクが増しておいしくなるのです。
アンコウがよく獲れる特産地と出荷時期
関東で鍋の食材として絶大な人気を誇るアンコウですから、当然ながら漁獲高の1位は関東と思いきや、15年以上トップの座を守っているのは、なんと山口県!フグで有名な下関市を擁する、山口県が1位というのはちょっとした驚きですね♪
次いでお刺身でも食べられる活けのアンコウを、固定刺し網漁で水揚げすることで有名な青森県風間浦漁港や、「常磐もの」と呼ばれるアンコウで知られる、福島と茨城県産が続きます。各地ともに出荷の最盛期は旬を迎える冬です。
次いでお刺身でも食べられる活けのアンコウを、固定刺し網漁で水揚げすることで有名な青森県風間浦漁港や、「常磐もの」と呼ばれるアンコウで知られる、福島と茨城県産が続きます。各地ともに出荷の最盛期は旬を迎える冬です。
一目瞭然!新鮮なアンコウの見分け方
スーパーの店頭でパック詰めされた切り身を選ぶ際には、身に透明感がありピンク色のものを選ぶようにしてください。透明感がなく身が白っぽくなったものは鮮度が落ちています。肝がついているパックは、できるだけ大きな肝のものがおすすめです。
まるごと一匹売りしている場合は、黒い皮の表面に透明感のあるヌメリが、しっかりと残っているのが新鮮な証拠。黒い皮が乾いてしまったり、ヌメリが白濁してるものは避けるようにしましょう。
まるごと一匹売りしている場合は、黒い皮の表面に透明感のあるヌメリが、しっかりと残っているのが新鮮な証拠。黒い皮が乾いてしまったり、ヌメリが白濁してるものは避けるようにしましょう。
おいしさを保つアンコウの上手な保存法
アンコウは白身の魚ですが、水分が多くドリップが出やすいため風味が落ちるのが早く、臭みも伴うことから、冷蔵保存は1日程度にとどめておきましょう。
また切り身を隙間なくラップし、空気を抜きながら密閉できる保存袋に入れると、冷凍室で10日間ほどの保存が可能。ボウルに入れた氷水に、袋ごと浸して解凍するのがおすすめです。
また切り身を隙間なくラップし、空気を抜きながら密閉できる保存袋に入れると、冷凍室で10日間ほどの保存が可能。ボウルに入れた氷水に、袋ごと浸して解凍するのがおすすめです。
旬のアンコウを使ったおすすめレシピ
1. コラーゲンたっぷり!あったかアンコウ鍋
茨城や福島などの本場では、アンコウの肝をすりつぶして加えた、濃厚などぶ汁の鍋が主流ですが、このレシピでは醤油仕立てのあっさりした鍋にしています。醤油ベースのつゆを吸った身はほどよく締まり、コラーゲンたっぷりの皮もプルプルとしておいしいですよ♪
2. エスニック風味!アンコウとあさりのサフランスープ
白身で淡白な味わいのアンコウに、サフランの香りをまとわせたユニークなスープのレシピです。甘い玉ねぎとニンニクの風味、あさりのうま味に磯の香りが混然一体となった、ボリューム満点の料理で、スープというよりブイヤベースに近い味わいを楽しめます。
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