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「びわこふきん」とは
「びわこふきん」の名前の由来となっているのは滋賀県の琵琶湖。1970年代後半、琵琶湖で水質汚染の「淡水赤湖」が発生し問題化したのです。その原因が合成洗剤に含まれるリンであると判明し、主婦を中心に合成洗剤の使用を控える運動が始まりました。
そこで誕生したのが、洗剤を使わずに洗ったり掃除ができる「びわこふきん」。作っているのは糸を作り出す会社「朝光テープ株式会社」です。
そこで誕生したのが、洗剤を使わずに洗ったり掃除ができる「びわこふきん」。作っているのは糸を作り出す会社「朝光テープ株式会社」です。
「びわこふきん」の特徴
糸を作る会社が生み出した商品だけに、その特徴はなんと言っても糸にあり!「びわこふきん」はガラ紡糸という独特な糸が使われています。ガラ紡糸は太さが均一ではないため、布を織ると凸凹ができ、その凸凹が汚れを包み込んでくれるので、洗剤なしでも汚れが落ちるそうです。
また、素材は綿100%で手触りがやわらかく、肌にやさしいという特徴も。環境にも人にもやさしいふきんなんですね。
また、素材は綿100%で手触りがやわらかく、肌にやさしいという特徴も。環境にも人にもやさしいふきんなんですね。
「びわこふきん」で食器を洗ってみた
それでは、さっそく「びわこふきん」で食器を洗ってみましょう。お菓子を食べたあとの小皿とミニフォークで試し洗いです。
チョコレートとバターを使ったお菓子だったので、適度な油脂分と糖分が付着しています。少し手強い相手ですが、果たして「びわこふきん」だけできれいになるのでしょうか。
チョコレートとバターを使ったお菓子だったので、適度な油脂分と糖分が付着しています。少し手強い相手ですが、果たして「びわこふきん」だけできれいになるのでしょうか。
「びわこふきん」で水拭き洗い
まずは、お湯で汚れをふやかしてやわらかくし、次に「びわこふきん」を濡らします。ガラ紡糸は、吸水力と保水性に富んでいて、濡らすとしっとりとした手触りが持続するようです。
なでるように小皿を洗ってみると、するりと汚れが落ちました。ふきんが汚れを絡めとるような感じといえばよいでしょうか。洗剤は油分と水を乳化させて汚れを落としますが、それとはまったく違う汚れの落とし方です。一度洗いで油脂分が少し残った感触、二度洗いでスッキリしました。
なでるように小皿を洗ってみると、するりと汚れが落ちました。ふきんが汚れを絡めとるような感じといえばよいでしょうか。洗剤は油分と水を乳化させて汚れを落としますが、それとはまったく違う汚れの落とし方です。一度洗いで油脂分が少し残った感触、二度洗いでスッキリしました。
結果はご覧のとおり!
ご覧の通り、小皿もフォークもピカピカで見事にきれいになりました。洗剤を使わなくても洗えてしまうんですね。正直驚きです!
「びわこふきん」は木綿のやわらかい布なので、ミニフォークの先の細い部分にも入り込んで洗うことができます。普段使っているスポンジではこうはいきません。スポンジではフィットしにくい細かい部分や、この小皿のようにくぼみがあるものなどは「びわこふきん」で洗ったほうがきれいになりそうですよ。
「びわこふきん」は木綿のやわらかい布なので、ミニフォークの先の細い部分にも入り込んで洗うことができます。普段使っているスポンジではこうはいきません。スポンジではフィットしにくい細かい部分や、この小皿のようにくぼみがあるものなどは「びわこふきん」で洗ったほうがきれいになりそうですよ。
「びわこふきん」で油ものを洗うときのコツ
とはいえ、中華料理などの大量の油を使った汚れを落とすのには、やはり限界があります。そんなしつこい油ものには、ちょっとした工夫が必要です。
キッチンペーパーや新聞紙などで、あらかじめ余分な油をふき取ってから洗いましょう。そうすることで、汚れが落ちやすくなるばかりでなく、節水にもなり、また、ふきんの汚れも軽減できます。
キッチンペーパーや新聞紙などで、あらかじめ余分な油をふき取ってから洗いましょう。そうすることで、汚れが落ちやすくなるばかりでなく、節水にもなり、また、ふきんの汚れも軽減できます。
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