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ウイスキー検定1級 / yasukichi
ウイスキー検定1級、IW(アイリッシュウイスキー)級を保有する、ウイスキー通ライター。趣味はウイスキーと子供に描く上履きアートです。
ウイスキー検定1級、IW(アイリッシュウイスキー)級を保有する、ウイスキー通ライター。趣味はウイスキーと子供に描く上履きアートです。
アイリッシュウイスキーとは?
「アイリッシュウイスキー」は世界5大ウイスキーのひとつであり、アイルランドで生産されるウイスキーのことです。5大ウイスキーは、アイリッシュウイスキーのほかに、スコットランドの「スコッチウイスキー」、アメリカの「アメリカンウイスキー」、カナダの「カナディアンウイスキー」、日本の「ジャパニーズウイスキー」があります。
アイリッシュウイスキーの詳細
歴史について
アイリッシュウイスキーはスコッチより古くから造られていたと考えられますが、確実な確証がないため伝説の域になっています。
1900年頃がアイリッシュウイスキーの全盛期でひとつの蒸留所の平均生産量がスコッチよりはるかに大きくなっており、生産規模としてはスコッチを上回っていかに栄えていたことが分かります。
それから1920年以降の歴史で「連続式蒸留器とブレンデッドの誕生」と「イースター発起」と「アメリカの禁酒法」の3つの影響を受けて衰退してしまったのです。
そして今、次々と新しい蒸留所が計画され稼働し、とくにクラフト蒸留所が増えて世界でもっとも注目されるウイスキーになってきているので楽しみですね。
1900年頃がアイリッシュウイスキーの全盛期でひとつの蒸留所の平均生産量がスコッチよりはるかに大きくなっており、生産規模としてはスコッチを上回っていかに栄えていたことが分かります。
それから1920年以降の歴史で「連続式蒸留器とブレンデッドの誕生」と「イースター発起」と「アメリカの禁酒法」の3つの影響を受けて衰退してしまったのです。
そして今、次々と新しい蒸留所が計画され稼働し、とくにクラフト蒸留所が増えて世界でもっとも注目されるウイスキーになってきているので楽しみですね。
産地
もちろんアイルランドですが、アイルランド島にはアイルランドと北アイルランドとふたつの違う国から成り立っていることを知っていますか?
もともと英国に合併されてひとつの国だったのが独立戦争を経て32州の26州がアイルランドとして独立し、残りの州が北アイルランドとして英国に残ったのです。しかしアイリッシュウイスキーに関しては、アイルランドと北アイルランドが産地となり定義されています。アイリッシュウイスキーは、この別々になったアイルランドと北アイルランドを産地とします。英国も産地ということなんです。
もともと英国に合併されてひとつの国だったのが独立戦争を経て32州の26州がアイルランドとして独立し、残りの州が北アイルランドとして英国に残ったのです。しかしアイリッシュウイスキーに関しては、アイルランドと北アイルランドが産地となり定義されています。アイリッシュウイスキーは、この別々になったアイルランドと北アイルランドを産地とします。英国も産地ということなんです。
アイリッシュウイスキーを名乗れる条件
穀物類を原料にする
穀物を簡単に言うと、でんぷんを主体とする種子で主に人が主食とするものです。
大麦麦芽(モルト)、大麦、オート麦、トウモロコシ、小麦、などがあります。
ウイスキーは穀物を使用し、ブランデーのようにブドウ(果実)を使用するとウイスキーではなくなります。
大麦麦芽(モルト)、大麦、オート麦、トウモロコシ、小麦、などがあります。
ウイスキーは穀物を使用し、ブランデーのようにブドウ(果実)を使用するとウイスキーではなくなります。
麦芽の酵素で糖化させる
糖化とは穀物を粉砕してお湯をいれて混ぜて糖液を抽出することで、糖化には酵素の力が必要なのです。そこで酵素を多く含んだ麦芽を使用しますが、グレーンウイスキーでも必ず麦芽を使用します。麦芽は糖化させるための起爆剤なのです!
この糖化で得た糖液に、酵母を入れて発酵させることでアルコールになります。酵母とはイースト菌のことで微生物の一種。種類はたくさんありますが、この微生物は糖分を食べて炭酸ガスとアルコールに分解します。
この糖化で得た糖液に、酵母を入れて発酵させることでアルコールになります。酵母とはイースト菌のことで微生物の一種。種類はたくさんありますが、この微生物は糖分を食べて炭酸ガスとアルコールに分解します。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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