ライター : kuu

旅好きライター

英語検定2級、公益財団法人日本手芸普及協会編み物講師(棒針・かぎ針)。料理や手芸など自分で手作りすることが大好き。健康をキープして元気に過ごしていくためには、手作りの食事が…もっとみる

「シンコ」ってどんな魚?

シンコは太平洋や日本海から黄海や東シナ海にまで生息しているニシン科の海水魚です。大きくなると呼び名が変わっていくので出世魚としてよく知られています。 腹部分が白っぽい銀色で背部分は緑色をしているのが特徴で、旬の時期には寿司のネタによく使われます。

コハダ、コノシロの稚魚

シンコはコハダやコノシロの稚魚として知られていて、サイズはたったの4~6cmほど。生まれて4カ月ぐらいの状態のものを指します。その後成長して7~10cmほどになるとコハダ、15cmまで大きくなるとナカズミ、15cm以上になるとコノシロと呼ばれます。同じ魚ですが名前がどんどん変化していくのはおもしろいですよね。

シンコは漢字で書くと「新子」となり、新しい子ども、新しい小さな魚という意味で、寿司ネタの呼び名として使われています。

江戸前寿司の「新子」

シンコの旬

シンコの旬は春から夏にかけて(6~8月頃)。一年のうちごく限られた期間のみ市場に出まわるため、1kgあたり数万円の高値がつくこともあります。シンコが旬の季節には、江戸前寿司店で初物のシンコのにぎり寿司を味わうことができ、楽しみにしている方が多くいます。

シンコの味わい

シンコは身と皮がとてもやわらかく繊細で、食べると口の中で溶けていくような食感が魅力です。またたんぱく質や脂肪酸が多く含まれていて、DHAがとても豊富と言われています。

寿司ではコハダと同じく酢じめで調理されることが多く、やわらかな食感とシンコ独特のさわやかな香りが絶品です!

なぜコハダの子なのに高級魚なの?

シンコは小さい魚にもかかわらず、なぜ高級魚とされるのでしょうか。それは一年のうちに獲れる時期と食べることができる期間が限られているから。その年にもよりますが、シンコは一年の間に3週間しか食べることができないと言われているほどです。

高級魚と言われるシンコの旬は逃がさず賞味したいですよね!
Photos:4枚
白い皿にのせられた酢じめのシンコとみょうがの薄切り
皿の上にあるたれがかかった江戸前寿司のシンコにぎり
ざるを敷いた上の透明の皿にのったシンコの手まり寿司
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