ビルトインは無理でも食洗器を諦めたくない人は据え置き型を

「食洗器を購入したいけれど、自宅のキッチンは後付けできないタイプの作りだった」「賃貸マンションに住んでいて、引っ越しの可能性があるのでビルトイン型を買うのは躊躇してしまう」などとお考えの人には、据え置き型の食洗器がオススメです。 ビルトイン型とは異なり、設置工事は不要。分岐水栓を付けるだけで使用できます。キッチンの水道から水を引き、シンクへ排水する方法が一般的です。購入したお店に頼んで設置してもらうこともできますし、知識があれば自分で取り付けることもできるでしょう。キッチンスペースは占領してしまいますが、工事費が比較的安価です。気軽に購入しやすいのは断然据え置き型でしょう。 種類が少ない、あまり容量がないと思われがちですが、一人暮らし用の小型タイプから5、6人用の大型タイプまで種類は豊富です。今回はその中でも特に人気のある据え置き型食洗器を3つご紹介します。それぞれ違ったよさがあるので、是非じっくり比較検討してみてください。

パナソニック/食器洗い乾燥機NP-TA2/5人用

40点の食器が一度に洗浄できる据え置き型の乾燥機能付き食洗器です。5人用を想定している家族向けの商品で、直径25㎝のフライパンや大皿もそのまま入れることができす。食器だけではなく、調理器具も一度に洗浄できる点は便利でしょう。 小さなシリコンカップやお弁当箱等をできる「ちょこっとホルダー」も付いているのも、食べ盛りの子どもがいる家庭には嬉しいポイントです。ビルトイン型に劣らない収納、洗浄力を誇ります。35cm×57cmのスペースがあれば設置できる、小回りの利くスタイルが魅力でしょう。

パナソニック食器洗い乾燥機/プチ食洗NP-TCR4/3人用

次に紹介するのは、18点の食器が洗浄可能で、温風乾燥も付いた前開きの据え置き型食洗器です。据え置き型かつコンパクトタイプの場合、乾燥機能が付いていない食洗器が多い中、洗浄から乾燥までを行うことができるため、食器洗いの時短にも繋がります。
また、ワイヤー状のカゴを使っている点もこの食洗器ならではの特徴です。スペースを取る食器や調理器具もしっかり入ります。 さらにプラスチックの食器を洗う際に使用できる「低温ソフトコース」も搭載。小さなお子様のいる家庭では、重宝されること間違いなしです。軽い汚れには29分間で洗浄完了するスピーディコースの選択もできるなど、さまざまな用途に合わせてコースの使い分けができる優秀な商品です。

エスケイジャパン/食器洗い乾燥機SDWJ5L/3人用

最後に紹介するのは少しユニークな発想の商品です。この食洗器の最大の特徴は分岐水栓不要なタンク式であるということです。設置方法は「置きたい場所に置くだけ」と至ってシンプル。本体を好きな場所に設置した後に、コンセントを指してタンクに水を補充すればすぐに使用できます。感覚的に使用できる操作性の高さがあります。 収納可能な食器は12点。ほかの商品に比べて少なめに感じるかもしれませんが、一人暮らしや二人暮らしなら十分事足りる収納力と言えるでしょう。扉が大きいため、食器の出し入れがしやすく、使いやすさも抜群です。 また、稼働している時以外に別の場所へ移動させることも可能なので、キッチンスペースを占領することはありません。ちなみに電源さえあればどこでも使うことができるため、本体自体をキッチンから離れた場所に設置しても大丈夫です。どんな場所でも使用できる万能食洗器です。

こんなに快適。食洗器がある暮らしのメリット

新たに購入するのは少しハードルが高いと思われがちな「後付け食洗器」ですが、食洗器のある暮らしはメリットだらけです。 まず、洗い物から解放されます。かつては洗剤を使って手洗いをし、乾燥させてから拭き上げまでしていた食器や調理器具が、食洗器に入れて放置しておくだけで洗浄から乾燥まで完了してくれます。洗い物の手間が減るだけでも、家事の負担感は大きく削減されます。 また、食洗器を使用した場合、高温のお湯と強力な洗剤を使って洗浄した後に高温乾燥するため、手洗いよりも食器を綺麗かつ衛生的に洗うことができます。ガラス製のコップ等は、特に仕上がりに差が出ます。洗った食器を乾かす工程も不要になるので、キッチン周りが常に整頓された状態で保てます。
さらに、商品によって多少の誤差はありますが、食洗器で使用する水の量は手洗いの約9分の1とされています。水やお湯を流したままにしている手洗いと違い、食洗器は庫内に溜めた水もしくはお湯を循環させて洗浄するため、大幅な節水・節約が可能です。 年間50トン以上の水を削減できるので、水道代も節約が可能です。是非家庭に導入して、快適な「食洗器のある暮らし」を送ってみてはいかがでしょうか?
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