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カルディに見慣れないカレーが…
季節によってさまざまなカレーが登場するカルディで、インドの「コルマカレー」が新しく発売されました。コルマカレーって、あまり耳慣れないですよね。
コルマカレーって?
「コルマ」とは、ダヒ(インド風ヨーグルト)、生クリームをベースに作られるまろやかさが特徴の料理で、たとえば野菜のコルマや肉のコルマという風に、具材を変えることでさまざまにアレンジできます。ときにはナッツ類を加えて、さらにマイルドに仕上げることも。
ほとんどの料理にスパイスが入るインドでは、コルマはコルマとして存在しているようですが、 “スパイスが入った煮込み料理” という意味では、日本人にとってはカレーと同じ部類との理解でおおかた間違いなさそうです。
カルディ「チキンコルマカレー」
さて、コルマについて知ったところでカルディの商品を見ていくことにしましょう。
カルディのチキンコルマカレーはパッケージにあるように、ヨーグルト(ダヒ)を使っています。どうやらこれがまろやかさのヒミツのようですね。
原材料表示を見てみると、炒め野菜、リンゴピューレ、トマトペースト、にんにくペーストなどなど、旨みと深みが出そうな食材のオンパレード。これは、味に期待ができますね。
レトルトタイプなので、レンジや湯煎で温めるだけで食べられるのが手軽です。
レンジなら耐熱容器に移して500wで約2分、湯煎なら沸騰したお湯に入れて5~7分が食べごろですよ。
なんだろう…この奥深さは!
本場インドに行ったことはないものの、それを連想させるスパイシーな香りを感じました。
北インド料理特有のややこってりとした濃厚さと、まろやかなコクが絶妙。おそらく、このコクはヨーグルトから生み出されているんですね。日本でもカレーに隠し味としてヨーグルトを入れる家庭がありますが、カレーの本場・インドでも同じ使い方をしているなんて!
スパイスを使っているもののそこまで辛さを感じないので、辛いものが苦手な方でもチャレンジしやすそうな味わいですよ。
噛むほどに玉ねぎの甘さやヨーグルトとバターのマイルドさが口いっぱいに広がり、本場の味を感じます(重ねて言いますが、筆者はインドに行ったことがありません)。ただ、それでもインドを感じさせてくれる奥深さがそこにはあります。
バターや乳製品を多く使う北インドカレーは胃もたれしやすく、日本人には食べにくいこともあると聞いたことがありますが、このマイルドなおいしさなら、ちょっとくらい胃もたれしてもいい気すらしてきました。
ちなみに、ぺろりと平らげましたが胃もたれすることはありませんでしたので、ご心配なく♪
具材の存在感はあともうすこし…!
やや残念だったのは、主役のチキンがカレースプーンサイズで2個しか入っていなかったことでしょうか。もちろん、エキスとしてはルーに充分旨みが溶け込んでいるんですが、もっとゴロゴロ入っている方が満足感があるかもしれません。
もちろん、うれしい発見もありました。パッケージ写真では彩りとしてパクチーをトッピングしていたものの、パクチーが苦手な筆者は代わりに刻んだ九条ネギをトッピング。これがカレーとかなり相性がよかったんです。
この味、かなり本格派!
ヨーグルトをコク出しに使った「コルマカレー」は、辛すぎずマイルドな旨みが詰まったとても食べやすいカレーでした。
温めるだけで本格的なカレーが味わえるので、ちょっと贅沢なランチタイムや夜食などにいかがでしょう?
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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