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電子レンジの種類
単機能電子レンジ
マイクロウェーブで食品を温める機能を持つレンジです。焼く、蒸すといった機能も、温度設定などもないためとにかくシンプル。ダイヤル式、ボタン式などがありますが、操作が簡単で小さなサイズが多く、価格もリーズナブルということが特徴に挙げられます。
容量はほとんどが20L以下。20Lは基本的にひとり暮らし向けとなっているため、2人暮らしの方や温める量が多いという場合は、22L容量など、20L以上のタイプがおすすめです。
オーブンレンジ
食品を温めるといった電子レンジの機能に、焼く機能がついているタイプがオーブンレンジです。オーブンレンジの加熱方式には2種類あり、ひとつは、庫内の空気を対流させて加熱する熱風循環方式。もうひとつは、庫内上下部のヒーターで輻射熱加熱する上下ヒーター方式になります。
容量は20L以下のものから30Lのものまで、さまざまなメーカーの製品が販売されており、家族の人数や、使い勝手で選ぶことも可能です。
スチームオーブンレンジ
温める、焼くといったオーブンレンジに、蒸すというスチーム機能をプラスしたレンジです。庫内に水蒸気が発生するため、余分な油や塩分が落ちやすくなります。
また、加熱により食品の水分が抜けてしまうことを防ぐ効果もあるため、仕上がりがしっとりやわらかになることも特徴。
容量は20L~30L代のものがほとんどで、スチーム機能が付いているため、オーブンレンジより少々大きめになります。
過熱水蒸気スチーム搭載オーブンレンジ
スチーム機能が付いたオーブンレンジより、高温の蒸気を出せる機能が付いているタイプが、過熱水蒸気スチーム搭載オーブンレンジです。蒸気の温度は100℃以上!庫内が加熱されると300℃の高温になります。
過熱水蒸気スチームは、スチームオーブンと同じように余分な油や塩分が落ちやすく、しっとりやわらかに仕上がりますが、食品の湿度が落ちにくいため、食品によってはラップをせずに加熱することも可能。ノンフライ料理ができることもポイントです。
テーブルのタイプ
ターンテーブル
庫内に円形のテーブルが備え付けられており、加熱中にくるくる回転して食品を温めるタイプです。
ターンテーブル式の電子レンジは、固定されたアンテナからマイクロウェーブを出し、庫内に反射させて食品を温めるため、テーブルを回転させることで加熱ムラを減らしています。テーブルがうまく回らないと加熱もうまくいきません。
円形のテーブルがないフラットテーブルの電子レンジより構造が簡単なものが多く、値段も安価です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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