桔梗信玄餅製造の工場見学

工場まで行ったなら製造過程を見なくちゃもったいない。毎日9時から16時まで工場の中を見学でき、あの信玄餅が作られている過程を眺めることができます。 大きな機械にお餅がドロっと流れいてる瞬間、お餅が3つの小さな丸い形になり、きな粉をまぶされてライン上に現れる瞬間、お馴染みの白い器に黒糖の容器がセットされる瞬間、職人の技であっという間にくるんと包装されていく瞬間など、信玄餅ができるまでのいろいろな瞬間を実際に見ることができるのは貴重な体験。多くの人がテキパキと動き、完成までの流れを見ると、これまでなんとなく手に取っていた信玄餅に対して、ちょっぴり違った印象を受けるかもしれませんね。 工場見学は基本的に1時間ごとに案内されますが、11時40分から12時20分は製造ラインが止まるので、ご注意ください。

入館無料の「お菓子の美術館」

工場見学を終えて、その先にあるのが「お菓子の美術館」。こちらは入館無料で、お菓子で作られた、思わず目を奪われるような芸術品が並んでいます。テーマとなっているのは日本の四季の花々。桜や紅葉、ひまわりなどなど、日本の季節ごとの花をかたどったお菓子たちは、これが本当にお菓子なのかと圧巻されてしまうでしょう。 中は静かでどこか荘厳な雰囲気がただよい、じっくり作品を鑑賞される方が多いです。信玄餅だけでなく、お菓子の可能性と芸術性を堪能できる空間となっています。

桔梗信玄餅の包装体験コーナー

「お菓子の美術館」を奥に進んでいくと、信玄餅の包装体験ができるコーナーがあり、お店の方の案内を受けながら実際に自分の手であの包装をすることができます。これが結構むずかしく、苦戦する人が多数!あのきれいな包装は匠の技だったのだと実感することでしょう。きれいに包むコツはしっかりと教えてくれるので、ぶきっちょさんでも安心してOK!あの信玄餅を自分で作れるという貴重な体験を楽しんでくださいね♪ 1回の包装体験で信玄餅4個分がセットになっており、自分で包んだものはお持ち帰りOK。これで税込み390円なのでとっても人気のイベントです。

限定スイーツが楽しめる「テーマパークカフェ」

桔梗屋が手がける餅万寿や信玄餅揚げパンなど、桔梗屋オリジナルのお菓子をできたてで楽しめる「テーマパークカフェ」。お店の近くを通ると甘い香りがただよい、ついつい足を止めてしまう人が続出する人気スポットです。 特に人気なのは桔梗信玄ソフト。バニラ味のソフトクリーム、きな粉と黒糖、信玄餅が合わさった贅沢なスイーツです。信玄餅の和の味わいとバニラソフトのクリーミーなコクがマッチ、ボリュームも満足感もじゅうぶんなアイスはどんな人をも虜にしてしまいます。 ほかにも夏季限定のかき氷、冬季限定の信玄汁粉など季節限定メニューも目白押し。信玄餅を模したドリンクもあったり、まさに信玄餅尽くしのカフェは信玄餅ファンにはたまらないお店ですよ。

桔梗屋の商品が勢揃いの「桔梗屋東治郎 一宮店」

工場がある本社敷地内にある店舗です。工場見学を終えてお菓子の美術館を眺めたあと、ルート通りに歩いていくとすぐに見つけられる場所にあります。 こちらでは代表商品、桔梗信玄餅はもちろん、信玄餅プリンにアイス、揚げパン、そのほか桔梗屋が手掛けるお菓子の数々を購入することが可能。工場内を堪能し終えて何をお土産にしようかなと考えた方は、ココで購入するといいでしょう。お店を探索してみると、こんな商品があったのか!こんなコラボもしているの!? とおもしろい発見がたくさんあるので、ぜひ隅々まで見てみてくださいね♪ お店は9時から18時まで、年中無休で営業しています。

パーク内の神社「餅もちの社」

工場見学やイベントを堪能した、両手にはお土産たくさん♪ ホクホク気分で満足感もたっぷりかと思いますが、最後に「餅もちの社」もお忘れなく。平成16年に建立され、商売繁盛のご利益があるとされている神社です。テーマパーク内にある小さな神社ですが一宮浅間神社より分祀された由緒正しき神社であり、参拝客に多くの福が訪れるようにと、静かに佇んでいます。 こちらでは運試しに3種類のおみくじを楽しめたり、かわいらしい絵馬が用意されていたりと楽しさも満点。毎年11月30日には例大祭も行われているので、帰り際にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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