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蒸篭に合わせて鍋も買う?蒸し板で充分?
次に、わたしが購入するべきか悩んでいた蒸し板。鍋と蒸篭のあいだにかますことで、お鍋と蒸篭のサイズが合っていなくても使えるようになるもの。
ただ、蒸篭とお鍋がぴったりセットになっているものが素敵だなと思っていたわたしは、「家の鍋のサイズを計ってから買いに行った方がいいんだろうか」「いや、むしろ今回お鍋もいっしょに買おうかな……」なんてことを考えていました。
しかし、この蒸し板はいろんな良いことがあるみたい。蒸気が均等に上がってくるのでムラなく蒸せるし、どんなフライパンやお鍋でも蒸篭が使えるし、鍋に蒸篭が直接当たらないので焦げたり傷んだりする心配がないんです。それに、蒸し板はだいたいお鍋より安い。
ということで、21cmサイズの蒸篭に合う26cmの蒸し板(1,653円 税抜)を購入。
「やっぱり蒸篭と鍋はぴったりなものを使いたい!」という人は、セット販売もあるのでご安心を。両手鍋におさまっているビジュアルはやっぱり素敵ですよね。
合わせて買っておきたい蒸篭グッズ
肉まんやシューマイを蒸したり、おこわを作るときにも便利な蒸布(蒸篭ふきん)。濡らして固く絞って、蒸篭に敷いて使います。サイズごとにあるので、今回は30cmの蒸布(280円 税抜)を3枚購入。
こちらは使い捨ての蒸篭シート。穴が空いてるので、ふきん同様に蒸気がしっかり行き届きます。
写真の右上にちらっと見えている、竹の中敷もあります。点心もくっつきづらく見た目もかっこいいのですが、蒸篭のサイズよりすこし小さめ。今回は繰り返し使いやすそうな蒸し布にしました。
この3種類ある蒸篭の中敷はお好みで選べばいいそうですが、店舗だと店員さんに相談できるのがいいですね。
初めての蒸篭蒸し。準備〜お手入れ方法
さて、購入した蒸篭をさっそく使ってみよう。ということで同僚の新居を訪問。写真が、今回購入した「杉の21cmの蒸篭」「蒸布」「蒸し板」です。
蒸すための野菜と、シューマイの材料も揃えました。
使う前に一度、空蒸ししよう
まずは蒸篭の消毒もかねて、一度空蒸しします。毎回する必要はなく、初回だけおこなえばOKだそう。
どこの家にもありそうな片手鍋にお湯を沸かし、沸いたら中火にして、蒸し板と蒸篭をのせます。10分ほど放置すれば空蒸し完了!
蒸すときは上段に早く蒸しあがるものを
濡らして硬く絞った蒸し布を敷いて、野菜やシューマイをならべていきます。空蒸し後はとても熱いので、蒸篭を持ったりフタをあけるときは気をつけてくださいね。
蒸したいものを並べたら、外にはみ出している蒸布の端をたたんで中に入れ、フタをして蒸します。
今回のように2段まとめて蒸すときは、早く蒸しあがるものを上段にセットしてください。照宝の永井さんが教えてくれた目安は、野菜は12分、シューマイは6分くらい。なので、シューマイを上段にして蒸しました。
じゃん!感動の初せいろ蒸し……。
このまま食卓に出して、みんなでホームパーティを楽しみました。華やかだし、蒸し野菜は塩をつけて食べるだけで本当においしい。素材のままの味が楽しめます。
(ちなみにこの後、同僚も蒸篭が欲しくなって買っていました)
終わったら拭くだけでOK
最後は、濡れたふきんで蒸篭の中や周りを拭くだけ。洗わなくていいなんて最高にラク。逆にカビがはえるので洗ってはだめです。
拭くだけで汚れが取れるの?衛生的には問題ないの?と思うかたもいるかもしれませんが、汚れは拭き取ればいいですし、使うたびに100度の蒸気で殺菌されているので大丈夫。
拭いたあとは、できるだけ高く通気性のいい場所に保管してください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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