ライター : とも

子育てフードライター

炊飯器のサイズ

炊飯器の容量は、ご家族の人数に合わせて選ぶと良いでしょう。少量タイプで最近種類が増えているのは、2~3.5合炊きサイズ。ひとり暮らし~2人暮らしの方におすすめです。 3~5人家族のご家庭では、1番種類が豊富な5.5合炊きサイズが使いやすいですね。6人以上の大家族には1升炊きサイズが便利ですが販売機種が少なめです。 なお、ごはんをおいしく炊く目安は、容量の8割と言われています。毎食ごとに炊きたい方は少量サイズ、多めに炊いて冷凍保存したい方はご家族の人数よりも大きめを選ぶなど、ごはんを食べるシーンに合わせて選んでみてはいかがでしょうか?

炊飯器の種類

圧力IH/IH炊飯器

現在主流なのが圧力IH・IH炊飯器です。IH炊飯器は内釜自体が発熱して、高火力でご飯を炊き上げるタイプ。圧力IH炊飯器は、IH炊飯器に圧力機構が追加されたもの。圧力をかけながら炊くため、お米の芯まで水分が浸透して玄米もおいしく炊くことができます。 大きなデメリットはありませんが、ほかの種類の炊飯器にくらべて価格が高めです。また、圧力IH炊飯器はパーツが多いために取り外しや洗う手間がかかる商品があります。

マイコン炊飯器

炊飯器の中でも、安く手に入るのがマイコン炊飯器です。安いものでは数千円から購入できる商品もあるので、まずは1台という方にも人気があります。 マイコン炊飯器は、底に電熱ヒーターが付けられたタイプ。ほかのタイプにくらべて火力が弱いのが特徴ですが、3合程度であればそれほど強い火力がなくてもおいしく炊くことができます。そのため、ひとり暮らしの方など少量のごはんを炊くことが多い方におすすめです。

ガス式炊飯器

LPガスまたは都市ガスで炊き上げるタイプの炊飯器です。かまど炊きに近い火力で炊くことができるので、ほかのタイプにくらべて味が良いのがメリットです。また、製品にもよりますが、電気IH炊飯器にくらべると10分ほど早く炊けるため、忙しい方にも人気があります。光熱費の節約にもなりますね。 なお、ガス栓に直接つなぐためオール電化のご家庭では使用できないことや、商品が少ないので選べる種類が限られてしまうことがあります。

そのほかの選ぶポイント

白米以外のものを炊ける

最近人気の玄米や五穀米などを炊きたい方は「炊き分け機能」があると便利です。それぞれに適した炊き方をセレクトできるので、お米とお水を入れるだけでちょうど良い炊き加減に仕上がります。おかゆやすし飯モードなど、選択できる種類が多い製品もあるので、チェックしてみると良いですね。 ほかにも、お米の銘柄によって炊き方を変えたり「やわらかめ」「硬め」など好みの炊き方を登録できる炊飯器もあります。
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