
ライター : IsFoodHealthLABO
I's Food & Health LABO.(アイズフードヘルスラボ) 管理栄養士、栄養士をはじめとした有資格者が所属する食と健康のエキスパート集団。EBN(Evidence Based Nutrition)の考え方を大…もっとみる
ビーフジャーキーはダイエットに効果的なの?
沢山のダイエット方法が世の中には溢れていますが、最近ではビーフジャーキーにも注目が集まりつつあるようです。
しかし、現時点でビーフジャーキーがダイエットに繋がるかどうかについては十分な研究がされておらず、やせるかどうかを断言するのがむずかしいのが現状です。
では、なぜビーフジャーキーがダイエットの味方といわれるのでしょうか。
ビーフジャーキーの栄養は?
カロリー
ダイエットを考えている場合は、1日に摂るエネルギー(カロリー)が消費するエネルギーを越えないようにすることがポイントのひとつです。
商品によりますが、ビーフジャーキーに含まれるカロリーは100gあたり約300kcal。
ミルクチョコレートは約560kcal、キャラメルは約430kcalなので、これらのお菓子に比べると、ビーフジャーキーは低カロリーですね。(すべて100gあたりで算出)
だからといって食べ過ぎは本末転倒。カロリーが低いからと油断をして、一度に食べる量が多くならないように注意しましょう。(※1,2,3,4)
糖質
ダイエット中には、糖質量を気にされる方も多いのではないでしょうか。糖質はエネルギーを産生するなど、体を構成するのに重要な働きを持つ栄養素のひとつです。
しかし、過剰に摂りすぎて、エネルギーとして消費されなかった糖質は、中性脂肪として蓄積され、肥満や生活習慣病の原因になってしまいます。
ビーフジャーキーの糖質量は、100gあたり6.4g。糖質が含まれる量は低い傾向にありますが食べすぎには要注意です。(※1,5)
たんぱく質
たんぱく質は、糖質とともにエネルギー生成の働きをもつ栄養素のひとつです。さらに体内で筋肉・臓器・皮膚・毛髪などの体を構成する成分を担う大切な役割をもっています。
ビーフジャーキーには、たんぱく質が100gあたり54.8gと豊富に含まれています。
しかし、豊富に含まれているとはいえ、こればかり食べるというような偏った食生活にならないように気を付けましょう(※1,6)
その他のダイエット効果は?
ビーフジャーキダイエットでは、満足感が高いことや小顔効果があると言われていますが、本当に効果はえられるのでしょうか?
満腹感は?
早食いは肥満と密接な関連を持っていることは明らかになりつつあります。小腹が減ったときの間食に、甘いジュースや、口溶けが良く噛み応えが少ないチョコレートなどのお菓子を選ぶと、つい止まらなくなってしまった経験はありませんか?
ビーフジャーキーのような噛み応えのある食べ物は「ゆっくりよく噛んで食べる」ことに繋がり、そういった食べ物に比べ、満足感を感じることができると言われています。(※7)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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