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ブラックビートって知ってる?どんなぶどう?
ブラックビートとは2004年に登録された比較的新しい品種で、「藤稔(ふじみのり)」と「ピオーネ」を交配して生まれました。果皮は紫黒色で大粒の短楕円形です。1粒が30gほどの大きさがあるものも。藤稔の多汁で皮離れのよさと、ピオーネの大粒で食味のよさをうまく引き出した人気上昇中のぶどうです。
主な産地と旬の時期
極早生の品種で、7月下旬から出回ります。主な産地は熊本県、兵庫県、東京都などで、新しい品種のため生産量はまだ少ないですが、着色がしやすく成熟するのが早いことから年々生産量が増えています。
ブラックビートの味わいと特徴
ブラックビートは、藤稔とピオーネのいいところを合わせたような品種です。果実は大粒で果肉はしっかりとしていて弾力があり、かじると果汁が口の中いっぱいに広がります。
果肉は甘みと酸味のバランスが良くジューシー。さわやかな酸味がありあっさりとした後味でくどくなく、種もないため皮ごと食べられる飽きの来ない味わいです。 苦味は少なめで、香りは無臭なのも特徴のひとつですよ。
果肉は甘みと酸味のバランスが良くジューシー。さわやかな酸味がありあっさりとした後味でくどくなく、種もないため皮ごと食べられる飽きの来ない味わいです。 苦味は少なめで、香りは無臭なのも特徴のひとつですよ。
ブラックビートは皮ごと食べられる?
ブラックビートの皮は比較的薄いほう。皮離れがよいので、手でスルッとむきやすいのが特徴です。
ピオーネの皮は苦味や渋みを感じ口に残るため食べられないと感じる方が多いですが、ブラックビートは皮自体にあまり渋みがありません。皮ごと食べてもおいしくいただけますよ。種がなく丸ごとでも食べやすい品種です。
ピオーネの皮は苦味や渋みを感じ口に残るため食べられないと感じる方が多いですが、ブラックビートは皮自体にあまり渋みがありません。皮ごと食べてもおいしくいただけますよ。種がなく丸ごとでも食べやすい品種です。
ブラックビートの選び方と保存方法
おいしいブラックビートの選び方
ぶどう全般にいえることですが、色が濃くて表面に張りがあり、白い粉(ブルーム)がついているもの、実がぎっしりと隙間なく付いているものを選びましょう。
枝の色が緑色をしていて切り口がみずみずしいものは、収穫してから日にちがたっておらず新鮮です。また枝を持って少しゆすってみて、ぶどうの実が房から取れないものがよく、実が落ちてしまうものは鮮度が落ちています。
上手な保存方法
房のまま保存する場合は、乾燥しないように一房ずつキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫に入れましょう。房のままでなくてもいい場合は、実を一粒ずつ切り離して、保存袋にいれて冷蔵庫へ。
枝から実を引きちぎるのではなく、はさみを使って枝を数ミリ残して切り離すと、果汁が出てくることがなく傷みづらいでしょう。いずれの場合も洗わずに保存し、食べる直前に洗うようにします。
枝から実を引きちぎるのではなく、はさみを使って枝を数ミリ残して切り離すと、果汁が出てくることがなく傷みづらいでしょう。いずれの場合も洗わずに保存し、食べる直前に洗うようにします。
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