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フランスの人気焼き菓子「カヌレ」とは?
カヌレとは、正式名「カヌレ・ド・ボルドー」というフランスの洋菓子のこと。ボルドーの修道院で作られていたお菓子で、蜜蝋を入れてカヌレ型と呼ばれる小さな溝のついた型で焼かれ、外側はこげ茶色の焼き色が付き香ばしくて固く、中はしっとりとしてやわらかい食感です。
ワインの名産地ボルドーではワインの澱を取り除くために卵白が使われていて、余った卵黄を利用するために考え出されたようです。
主な原料と作り方
鍋で牛乳を温め、小麦粉、バター、砂糖、卵、ラム酒などを加えて生地をこし、半日ほど寝かします。蜜蝋(またはバター)を塗ったカヌレ型に生地を流し込み、オーブンでじっくりと焼き上げて作ります。
蜜蝋を型に塗り込むことで、外側の独特のツヤが出て、カリカリとした食感に仕上がります。
カヌレのカロリーと糖質
直径5.5cmのカヌレ1個当たりのカロリーは152kcalで、糖質の量は24.9g(※1)。脂質や糖質が多くカロリーの高い洋菓子です。
またカヌレ1個に含まれるそのまま食べるほか、生クリームやジャム、フルーツを添えて食べることもあるので、その場合はさらにカロリーと糖質がプラスされます。
カヌレはダイエット中には注意
カヌレは脂質や糖質が多くカロリーの高い洋菓子ですが、カロリーが高いわりに腹持ちが悪いため、ダイエット中には注意が必要な食品のひとつです。ただどうしても食べたいときには、市販のものではなく手作りするのがおすすめ。
ご家庭でカヌレを作るとき、型に塗るのは手に入りやすいバターを使うことが多いですが、蜜蝋を使うとカロリーを低く抑えることができます。また生地に使う砂糖をはちみつに変えたり、小麦粉の量を減らしたりして、使う材料を工夫してみましょう。
低カロリーなカヌレレシピ
生地に使う牛乳を豆乳に変えるのも、カヌレを低カロリーに作るコツのひとつです。豆乳を使ったソイカヌレ・ド・ボルドーのレシピで、深みがありつつも少しあっさりとしたカヌレに仕上がりますよ。おいしいですが食べすぎないようにしてくださいね。
カヌレは小さくてかわいい! でも食べすぎには注意
手土産などでいただくことも多いカヌレは、小さくてかわいらしい見た目なのに意外にカロリーや糖質が高いお菓子なんです。おいしいのでつい手が伸びてしまいがちですが、ダイエット中の方は注意してくださいね。
どうしても食べたいときは、使う材料を工夫すれば、カロリーを抑えたカヌレを作ってみるのもおすすめですよ。でも食べすぎには気を付けましょう。
【参考文献】
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。