たんぱく質

素材そのままシーチキンLフレークの原料は、きはだまぐろ。1缶(70g液汁含む)あたりのカロリーは49kcal、たんぱく質は11.7gです。

素材そのままシーチキンLフレークは水煮タイプでヘルシー。また、添加物が使われていないのもうれしいポイントです。魚介類は必須アミノ酸がバランスよく含まれている、良質なたんぱく質源。カロリーを抑えながら、効率よくたんぱく質を摂れますよ。(※5,6)

食塩相当量

素材そのままシーチキンLフレーク1缶あたりの食塩相当量は0.7g。成人女性が一日に摂ってよい塩分量(6.5g未満)の約10%に相当する量です。

塩分を過剰摂取すると、血圧の上昇につながるおそれがあります。シーチキンをサラダや和え物に使う際は、調味料を控えめに使用し、塩分を摂り過ぎないように注意しましょう。(※5,7,8)

シーチキンの原料となる魚

シーチキンの原材料は、主にびんながまぐろ、きはだまぐろ、かつおの3種類の魚です。それぞれの特徴を見てみましょう。

びんながまぐろは、まぐろのなかでは小さめで、身が白いのが特徴。淡白な味わいで、まぐろの缶詰の最高級食材です。シーチキンファンシーやシーチキンフレークなどに使用されています。

きはだまぐろは体長が長く、大きなものは100kgにもなりますが、缶詰には小型の10kg~30kg個体が使用されています。身はやわらかく、刺身にしてもおいしいです。シーチキンLフレークの原材料です。

かつおは主にシーチキンマイルドに使われます。きはだまぐろとは異なり、缶詰には大型の固体が使用されます。

シーチキンの油や水煮の汁も栄養満点!

シーチキンをはじめとするツナ缶を調理に使う際、油や水煮の汁を捨てている方は多いのではないでしょうか。しかし、ツナ缶の油や水煮の汁には、ビタミンやミネラル、旨味成分などが溶けています。

ツナ缶の栄養を無駄なく摂るには、シーチキンの油や水煮の汁を残さず使うのがおすすめ。ドレッシングやパスタなどに、調理油の代わりにシーチキンの油を使うと、風味も増しますよ。(※9)

いつでも手軽に使えるシーチキン!

手軽に良質なたんぱく質を摂れるシーチキン。そのまま食べたり、調理に使ったりと大活躍です。また、油や水煮の汁にも栄養があるため、残さず使うのがおすすめ。

ただし、油漬けタイプのシーチキンは高脂質・高カロリーです。ダイエット中はカロリーオーバーにならないように注意してくださいね。カロリーを抑えたいときは、水煮タイプのシーチキンを選びましょう。
【参考文献】
(2021/08/26参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ