飲みやすく手頃なブレンデッドウイスキー

上記のモルトとグレーンウイスキーを混ぜて、作られるのがブレンデッドウイスキーです。ブレンダーによって配合比率も異なりますが、一般的にモルトが6割から7割、グレーン3割から4割が定番のブレンドだといわれています。 グレーンが数種類、モルトに至っては数十種類もブレンドして作られる銘柄もあり、その絶妙な配合で本来の香りを残しながらも飲みやすく、それでいてリーズナブルな価格の商品ができます。スコッチ初心者に一番おすすめしたいタイプのウイスキーです。

スコッチの産地と熟成年数で選ぼう!

スコッチは産地によって味と香りが違う♪

ハイランド地方

スコットランド北部のハイランドはスコッチの代表的な産地ですが、エリアが広大すぎるため蒸留所ごとに味が異なり、地方独自の特徴はあまり感じられないとされます。

スペイサイド

ハイランドの一部、海岸沿いにある小さなエリアですが、スコットランド全土の半数にあたる蒸留所が集まる地域で、華やかで甘みのあるモルトが多いのが特徴です。

ローランド地方

ハイランドの南に位置する広い地方で、かつては多くのモルト蒸留所がありましたが現在はすっかり衰退。いまではグレーンウイスキーの産地として有名です。

アイラ島

ハイランドとローランドの境界線の西にある小さな島で、ピートのクセと香りが強い伝統的なモルト造りで定評があり、スコッチの聖地とも呼ばれる名産地として知られます。
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