ライター : dressing

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2018年都内にオープンした注目フレンチ!

老舗フレンチや有名店出身シェフの独立開業店、気鋭の若手シェフによる新店など、2018年も多くのフレンチレストランが都内に誕生した。 今回は2018年オープンの新店のなかで、早くも人気を博している注目の6店を紹介する。2019年にはさらに人気が増すと思われる店ばかりなので、早めに訪れてみたいところ。極上のフレンチで至福のひとときを味わいにいこう。

『銀座レカン』の元総料理長による熟成の効いた料理、銀座『ラフィナージュ』

『銀座レカン』の総料理長として長年活躍してきた高良康之シェフが独立し、オーナーシェフを務めるフレンチレストラン『ラフィナージュ』が、2018年10月銀座に誕生した。
フレンチの根幹である「香り・ソース・素材」という三つの幹を、それぞれより太くして融合させていく料理は、フランス語で「熟成」という意味を持つ「ラフィナージュ」という店名の通り、日々深みを増していく。
それはこの、絶妙な仕上げをされた「鹿肉のロティ」(写真上)からもうかがい知ることができる。『銀座レカン』を知る人はもちろん、未経験の人も、至福のひとときを味わえる店だ。 【店舗情報】 レストラン ラフィナージュ 住所:〒104-0061 東京都中央区銀座5-9-16 GINZA A5 2F 電話番号:03-6274-6541

燃やし焦がした良質肉をシンプルに食べる、青山『THE BURN』

『ミシュランガイド東京 2015~2018』にて4年連続一つ星に輝いたフレンチレストラン『ジャン・ジョルジュ トウキョウ』の初代シェフを務めた若き実力派料理人・米澤シェフが、青山にグリルレストラン『THE BURN(ザ バーン)』をオープン。
“日常にプラスできるレストラン”を目標にもつ同店は、気軽に使えるお店をイメージして作られた。
看板メニューは、店名の通り、肉を燃やし焦がしたシンプルな料理。 使う食材にもこだわり、牛肉はナチュラルに飼育されているホルスタインとの交雑種、豚肉は長野県安曇野の放牧豚を使用している。直火によって火の味がするほど芳ばしく仕上がった一皿をご堪能あれ。 【店舗情報】 THE BURN(ザ バーン) 住所:〒107-0061 東京都港区北青山1-2-3 青山ビルヂングB1F 電話番号:03-6812-9390

和や中華の素材もフレンチでいただく、赤坂『タンモア』

2018年9月に赤坂にオープンしたフレンチレストラン『タンモア』は、横浜の『ふらんす懐石 修廣樹』を経て、フランスで研鑽を積んだ女性シェフ・田中いずみさんが腕を振るう店。
3歳から料理人を目指していたという筋金入りの彼女が作るフレンチは、和の素材や中華の調味料を取り入れ、一流のフレンチに昇華させたコースが魅力。
メニューは月替わりで、それぞれの季節に合った食材を取り入れたコース料理を楽しめる。 アルコールのペアリングはベーシックなAタイプと変化球を楽しめるBタイプの2種類が用意されており、その遊び心もお酒好きな美食家から注目されている。通い詰めても新たな発見をさせてくれるお店だ。 【店舗情報】 フランス料理 タンモア 住所:〒107-0052 東京都港区赤坂8-13-19 インペリアル赤坂壱番館B109 電話番号:03-6447-1996

注目の若手女性シェフが腕を振るう、恵比寿の一軒家フレンチ『Umi』

恵比寿駅の恵比寿ガーデンプレイス口から歩いて3~4分、閑静な住宅街にオープンした『Restaurant Umi(レストラン・ウミ)』。 パリのレストラン『Restaurant Sola(レストラン・ソラ)』でスーシェフを任され、2017年のRED U-35で「岸朝子賞」を受賞した、注目の若手女性シェフ・藤木千夏さんのレストランだ。
「(この店を)日本を感じるレストランにしたい」と語る藤木シェフが供するコース料理は、最初に白粥とコンソメスープから始まる。
鮮やかなグリーンが印象的な「島根県の白いか、オクラとズッキーニ」(写真上)や可愛らしいピンク色の「自家製ヨーグルトアイスと山梨サンタローザ」など、日本の豊かな四季の食材を主役にした色とりどりの料理に惹きつけられる。 カラフルで繊細な料理の数々を、目と舌の両方で味わいたい。 【店舗情報】 Restaurant Umi (レストラン・ウミ) 住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-19-7 電話番号:03-6456-4306

既に予約殺到! 細部にこだわりの光る空間でいただく芸術的フレンチ『sio』

代々木上原にあるフレンチレストラン『sio(シオ)』は 食材や料理、カトラリーから音楽に至るまで、すべてにこだわりが光る店。
アメリカンチェリーとべったら漬け入りの「フォアグラ」や、ビーツとプラムで甘酸っぱさを演出した「馬肉のタルタル」など、斬新なビジュアルとどこか懐かしいおいしさが共存する料理の数々は、鳥羽周作シェフにしか生み出せない唯一無二の料理ばかりだ。
完成されたシェフのレシピはスタッフに手渡され、若い料理人たちが店のスペシャリテを作るという。若手が躍動する、芸術的料理を求めて予約が殺到するレストランだ。 【店舗情報】 sio (シオ) 住所:〒151-0064 東京都渋谷区上原1-35-3 電話番号:050-3314-3061

「サービスの神様」による大人の遊び場。一流ワインを気軽に、神楽坂『アロム』

「サービスの神様」と呼ばれる、日本きってのギャルソン・岡部一己さん(写真上・左)、熟練のソムリエ・糸澤晃さん(同・右)、若干29歳の新進気鋭シェフ・永瀬友晴さん(同・中央)の3人が集結。2018年3月、神楽坂にオープンしたのが『レストラン アロム(Restaurant AROMES)』。
400種類もの優秀なワインが格安で楽しめるとして早くも人気の店だ。特にブルゴーニュワインの種類が豊富で、半数以上を占めている。 永瀬シェフが手がける料理は、香りをフィーチャーした繊細なもの。
たとえば「北海道サロマ湖から届いた帆立貝のポアレ」(写真上)は、焦がしバターのブールノワゼットやクレソンの新芽を使ったサラダで香りを演出している。 バーカウンターやダイニングルームなど複数の顔を持ち、さまざまな用途で使い分けられる、大人の遊び場として神楽坂に根付いていく店だ。 【店舗情報】 レストラン アロム (Restaurant AROMES) 住所:〒162-0828 東京都新宿区袋町3番地 神楽坂センタービル1階 電話番号:03-6228-1449
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